花山の四季

コウヤボウキ(高野箒)

山の上のほうのコース脇などに今、コウヤボウキ(高野箒)の花が咲いています。五百円硬貨くらいの小さな花ながらその精密さに驚かされます。

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センブリ(千振)

山のあちこちでセンブリ(千振)が咲き初めました。高さ十数センチ程度の草丈ですが可愛らしい花。

ピラカンサ

ダイダイ色のピラカンサが実をたくさんつけていました。おそらくこれはタチバナモドキ(橘擬)で良いと思います。

こちらは、赤い実をつけているピラカンサ

ピラカンサとはバラ科トキワサンザシ属の種類の総称で、日本ではトキワサンザシ、タチバナモドキ、カザンデマリの3種類が多く栽培されており、これらをピラカンサと呼んでいます。
ピラカンサとは |ヤサシイエンゲイ

ニシキギ(錦木) 実

ニシキギの葉はまだ色づいていませんが、赤い実をつけていました。ニシキギは枝に翼があるので他の植物と区別が容易ですね。この実は食べられません、有毒です。

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)

この時期に、林の脇などで植物にからみつくつるの赤い実は、おそらく・・ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)でしょう。しかし赤い実はそれだけではなかった・・・。

一見うまそうに見えるかもしれませんが・・・ナス科ナス属のヒヨドリジョウゴは全草が毒、特に実にはソラニン、アトロピンが含まれるので食べられません。

撮影日:10月23日

マルバノホロシ(丸葉のほろし)

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)によく似た赤い実をつけているのは、マルバノホロシ。名前の通り丸葉で、ヒヨドリジョウゴとは違って毛も生えていません。

意外なことに、隣の群馬県では絶滅危惧Ⅰ類
日本のレッドデータ検索システム 絶滅危惧I類 >> ナス科

ハダカホオズキ(裸酸漿)

マルバノホロシのすぐ下にも赤い実をつけた植物がありました。全体的な姿や葉がイヌホオズキに似ていますが、イヌホオズキの実は熟すと黒ですからイヌホオズキではない。なんだろうと思って調べてみると・・ハダカホオズキ(裸酸漿)のようです。

アオツヅラフジ(青葛藤) 実

アオツヅラフジ(青葛藤)の果実が熟していました。大きさは大豆ほど、ちょうど「ぶどう」のような色です。しかしこの実は食べられません。

ウド 実

この時期に見られるなんとも美しい赤紫色のこの球体は・・ウドの実ですね。

撮影日:10月23日

ゲンノショウコ(現の証拠)

ゲンノショウコが咲いていました。この山では白花が多いのですが、時々ピンクもみかけます、可愛らしい花です。

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)

セイタカアワダチソウに圧倒されて気づきにくいのですが、このアキノキリンソウ(秋の麒麟草)も黄色の美しい花。

似た花:アオヤギバナ、ハンゴンソウ
キク科 アキノキリンソウ属 アキノキリンソウ

セイタカアワダチソウ (背高泡立草)

日を浴びて輝いている黄色い花は「セイタカアワダチソウ」。数本くらいなら綺麗だなと思えないこともないのだが、群生をみるとうんざりしますね。ブタクサと勘違いされている方もいらっしゃるようです。

セイタカアワダチソウは要注意外来生物

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