タデ科の植物の中に生えているとわかりにくいのですが、ヤノネグサ(矢の根草)がピンク色の蕾をつけていました。
ヤノネグサは花柄に先端が丸い球になったような腺毛(せんもう)があるのが特徴。
タデ科の植物の中に生えているとわかりにくいのですが、ヤノネグサ(矢の根草)がピンク色の蕾をつけていました。
ヤノネグサは花柄に先端が丸い球になったような腺毛(せんもう)があるのが特徴。
花後の綿毛(冠毛)が襤褸(ボロ)のように見えることから、ボロギクの名がつくのだが、まさにボロのような綿毛とはこの写真の状態なのではないだろうか・・
写真はダンドボロギクの花後
ツリガネニンジン(釣り鐘人参)が咲いています。
ツリガネニンジンが多く見られるのは野草園に入ってすぐのエリア。
この時期に花をつけているアジサイは、タマアジサイ(玉紫陽花)の仲間でしょう。
テマリタマアジサイ(手毬玉紫陽花)が咲いていました。このピンクの花は、やがて黄緑に変わります。
もうすでに花期は終わっているはずなのに・・ところどころにオオヒキヨモギの花が咲いていました。
そればかりかまだ花を咲かせる前の成長途中の株もあるのは、どうしたことでしょう。
ヒガンバナが終わる頃に咲き始めるのがイヌサフラン。イヌサフランもヒガンバナと同様に花が終わったあとに葉が出てきます。
イヌサフランにはコルヒチンなどの有毒物質が含まれており、食べられません。
別名: コルチカム
「赤とんぼ」が羽を休めていました。尾が赤いのは「アキアカネ」と思ったのですが、そう単純ではないようで・・・調べてみると、このトンボはアキアカネではなく「マユタテカネ」ということがわかりました。
赤とんぼ
通常はトンボ科アカネ属に属するトンボの総称を「赤とんぼ」と呼ぶようですが、アキアカネ(秋茜)のみを指すこともある。
マユタテカネ
胸部側面の前方の黒い線がアキアカネやナツアカネより細く、点のように見えます。顔に二つの黒い点があることで、ここに示した他の種類と見分けがつきます。
以上のように慣れないうちは、手に取ったり、直ぐ近くまで近寄らないと区別は難しいようです。
赤とんぼ調査/アキアカネの見分け方
クワクサが花をつけていました。
似た花:アオミズ(青ミズ)
今、大柿花山のヒガンバナが見頃です。今週末はその美しい姿をご覧いただけるでしょう。ただし、台風が近づいています。被害も予想されますので、今年のヒガンバナは本日と明日が一番の見頃となるかもしれません。
野草園の彼岸花
彼岸花の谷付近には、たくさんのキバナアキギリ(黄花秋桐)が咲いていました。
赤から青へのグラデーションが美しい、このマメ科の花は・・・ヨツバハギ(四葉萩)。