花山の四季

水田:タゴボウ (田牛蒡)

この時期、水田脇で黄色い小さな花を咲かせているのは、おそらく「田牛蒡」。花弁は4枚が標準なのですが、花弁が5枚の株も多く見られました。花は小さく5ミリくらいか。

撮影地:栃木市の水田、水田の脇

ヒレタゴボウ (鰭田牛蒡)、別名:アメリカミズキンバイ
タゴボウは小さな花ですが、それよりはるかに大きい10円玉くらいの花をつける帰化植物。初めて見た時は一瞬クサノオウかと思いました。しかし葉の形が全く違います。

ヒレタゴボウと性質が近い植物に、アメリカミズユキノシタがありますが、要注意外来生物としてリストに掲載されています。

水田:アゼナ(畔菜)

トキワハゼの隣で花を咲かせていたのは「アゼナ」。花の形はトキワハゼに似ますが、ずっと小さく葉のつき方も違います。

花は薄い赤紫で縁取られていましたが白花もあるようです。下は白花

撮影地:栃木市の水田

アゼナは、葉が卵状楕円型で鋸歯及び葉柄がない。水田の雑草としてポピュラーのようです。

水稲除草剤抵抗性雑草とその対策

水田:トキワハゼ(常磐爆米)

この時期、稲刈りの終わった水田の縁や畦で良くみかけるのがこのトキワハゼ(常磐爆米)。よく見るとユニークな形で美しいのですが、大きさが、せいぜい大豆程度ですから観賞用には不向きですね。

撮影地:栃木市の水田脇

水田:ヒデリコ(日照子)

水田に茶色のつぶつぶがユーモラスなカヤツリグサ科と思える植物が・・調べてみるとヒデリコ(日照子)のようです。

カヤツリグサ科 テンツキ属
撮影地:栃木市の水田

水田:タマガヤツリ

稲刈りの終わった水田によくあるカヤツリグサの仲間、タマガヤツリでしょうか

撮影地:栃木市の水田

栃木:ヒメググ

庭の芝生の間にたくさん生えている小型のカヤツリグサ科の植物は、・・ ヒメググのようですね。

栃木:アメリカタカサブロウ

稲刈りの終わった水田の縁に生えているこの草は、アメリカタカサブロウ(アメリカ高三郎)で良いと思うのですが。

撮影地:栃木市の水田の脇
キク科タカサブロウ属

栃木:コニシキソウ

道路脇などでよく見る丈夫な雑草です、名前はご存知ないかもしれませんが、おそらくコニシキソウかと。

撮影地:栃木市の水田脇

栃木:アミガサソウ(編笠草)

水田の脇で編笠草が花をさかせようとしていました。エノキグサ(榎草)の包葉を編み笠に見立てたのが名の別名の由来。

撮影地:栃木市の水田脇

栃木:アオツヅラフジ(青葛藤)

生垣に、アオツヅラフジ(青葛藤)が巻き付き、花を咲かせていました。

撮影:栃木市の生垣

栃木:シマツナソ(縞綱麻)

これはモロヘイヤの花ですが、雰囲気がカラスノゴマ(烏の胡麻)に似ているなと思い調べてみると、やはりカラスノゴマと同じシナノキ科の植物でした。

栃木:ヤブガラシ

ヤブガラシ(藪枯らし)が生垣にまとわりついて、まるでヤブガラシの木のようになっていました。レンズを近づけてみると花自体は面白いのですが、なかなか駆除できないやっかいな植物の1つです。

撮影地:栃木市の生垣

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