フタリシズカ(二人静)が花をつけていました。しかし・・先日降ったヒョウのため葉がボロボロになっています。
二人静だから「2本の花穂」・・確かにそうなんですが、現実には3本や4本以上の株も珍しくありません。
フタリシズカ(二人静)が花をつけていました。しかし・・先日降ったヒョウのため葉がボロボロになっています。
二人静だから「2本の花穂」・・確かにそうなんですが、現実には3本や4本以上の株も珍しくありません。
この山に自生するキンラン(金蘭)が咲き始めました。但し数は数株程度、手を触れずそっと観察しましょう。
キンラン(金蘭)は樹木の根に寄生しているようなもの
キンラン自生地では、キンランはコナラなどの樹木の根に共生する特定の菌根菌を介して生育に必要な養分を得ているようで、その条件下でないと生育できないようです。つまり、たとえ移植したとしても単独では生育出来ず、いずれ枯れ死させてしまうことになります。
※ キンランの花期は比較的長く5月26日でも花を見ることができました、3枚目の写真は5月26日に撮影、追加
シラン(紫蘭)が咲いていました。こうして自然のなかで見るとシランも非常に美しい花。
シラン(紫蘭)は自生のものは、環境省カテゴリで「準絶滅危惧」とされているほどで、ほとんど自生が見られないのかもしれません。しかしながら、シラン自体は栽培が容易なので「どこででも見かける花」として注目されることはなさそうです。
初夏の空に涼しげな花を咲かせているのはサンショウバラ。葉が「山椒の葉に似ていること」から山椒薔薇 と呼ばれますが、富士箱根地区に自生していることから別名ハコネバラ(箱根薔薇)とも呼ばれます。日本固有種。
たくさんの小さな白い花を枝いっぱいにつけたコゴメウツギ (小米空木) が咲いていました。
似た植物:カナウツギ
バラ科コゴメウツギ属
タニウツギが咲いていました。タニウツギは開花期が田植えシーズンと重なる地域では「田植え花」とか「早乙女花」と呼ばれていますが、この近辺ではちょうど今が田植えの時期。
コガクウツギが咲いていました。コガクウツギは葉も花も小さいので、美しく見えるのは手が届く距離くらいでしょう。
ヤエノコガクウツギ(八重の小額空木)が咲いています。多くの株で咲き始めの淡い緑色から白に花に変化してきました。
コガクウツギ同様小型の品種で、花の大きさはせいぜい直径3cm程度。その美しさは近くから見ないと気づかないかもしれません。八重の小額空木はポイント2番付近に多く咲いています。
ニシキギが花をつけていました。小さな緑の飾りボタンのようなものがそれですが、今回は写真を撮るのが遅くなり、ほとんどの花が咲き終わったあとでした。
スノーボールが花を咲かせていました。オオデマリに似た白い花を咲かせますが、切れ込みのある葉の形がオオデマリのそれとは全く違います。
セイヨウテマリカンボク
5月17日23時10分頃、夜中に雷が鳴り響くとともに直径1cmくらいの「ひょう」が降ってきた。このサイズならそう恐ろしくはありませんが、写真に撮ってみたら、まるで星空のよう。