花山の四季

ブルーベリー

早くも大柿花山の農園のブルーベリーが実っていました、これらは早生の品種で、今が収穫のピークとなっています。そのまま食べても美味しいのですが、ジャムにすると保存が効くので便利。

市販のジャムでは糖度が高すぎて不安、・・・そんなあなたに、ヘルシーな「ブルーベリー・
ジャム」のレシピを提案します。(再掲載)

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鹿沼: マタタビ

この季節、山のあちこちで白い葉をたくさんつけた木が目につきます。近づいて見ると、白くなっていたのは「木の葉」ではなく、木に巻きついている「マタタビの葉」。

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鹿沼市口粟野から川沿いに横根山方向に走る県道246の脇には、多くのマタタビが見られます。なかには高さ10mを超えるようなものもあり見事です、この時期が一番の見頃でしょう。

この白い葉は遠くからでも目立ちますが、その葉に隠れるようにマタタビの白い花が咲いています。大きさはちょうど梅の花くらいでなかなかに可愛らしい。お茶の花にも似ているものの、マタタビはサルナシ、キウイフルーツなどと共にマタタビ科。

撮影地:鹿沼市入粟野

ゲンジボタル(源氏蛍)

大柿花山の脇にある堀に蛍が飛んでいました。山裾に舞うホタルの光が神秘的です。

アジサイ(紫陽花)

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雨が毎日のように降り続いていますが、そんな中で今、アジサイ(紫陽花)が見頃になっています。今咲いているのはヤマアジサイ、ガクアジサイ、早咲きの西洋アジサイなど。

ヤマアジサイ’紅’

ヤマアジサイ’紅’は時が経つにつれて、赤く染まります。

ノギラン

昨日大阪や宮城など遠方からお越しいただいたお客さんに「ムギラン」って言ってしまいましたが・・、すいませんムギランは別の植物、これは「ノギラン」です。

一見ショウジョウバカマの花後に似ていますね。でもノギランが咲くのはこれから。

オオヒキヨモギ(大引蓬)

オオヒキヨモギが大きくなってきました。夏には小さな黄色の花を咲かせます。
オオヒキヨモギはゴマノハグサ科ですが、この時期にはキク科のヨモギと良く似ていることから、その名があります。それでは比較してみましょう。

まず、比較用のキク科のヨモギです。

これは現在のオオヒキヨモギの姿。ま、確かに似ていると思いませんか。

では最後に、オオヒキヨモギと同じゴマノハグサ科のコシオガマ。

いずれも同じ日に撮った写真です、いかがでしたか?。私にはキク科のヨモギより、やはり近縁のコシオガマに似ているように感じます。オオヒキヨモギの花は8月頃には見ることができます。ここで案内しますので、興味のある方は一度ご覧ください。写真でもよろしければ、こちらから→オオヒキヨモギ

絶滅危惧II類(VU)
オオヒキヨモギ(大引蓬)は、この山には比較的多く自生していますが、環境省レッドデータブックでは絶滅危惧II類(VU)で、関東での分布は限られています。また、一年草の半寄生植物であるため、たとえ移植したとしても全く育ちません。そのままの状態で御覧ください。

ヨモギ、斑入り

足湯ガーデンにこのような斑入りの野草がありますが、実は斑入りのヨモギだったりします。

チダケサシ(乳茸刺)

この時期の野草としてはポピュラーなチダケサシ(乳茸刺)が花を咲かせ始めました。チダケサシは、なんということのない花ですが季節の移り変わりを感じさせてくれます。

タケニグサ(竹似草)

タケニグサの蕾が膨らんできました。里にはあまりなく「夏の山」を感じさせる野草です。

毛夏の田村草(ケナツノタムラソウ)

何が「タムラ」なのか・・、変な名前の野草です。

花の写真を撮ろうとする時には、「可愛らしい」とか「美しい」花の写真が撮りたいと思ってシャッターを押しているかもしれませんが、それだけではなく「花の特徴を映し込む」とより楽しみが広がる・・かもしれません。

さて、この花の特徴はと言うと「ドンと突き出したオシベ」と毛深い「毛」。
ドンと突き出してるのを、タムラって言うんだきっと(嘘)

別名:ミヤマタムラソウ

オカトラノオ(丘虎尾)

アジサイに混じって多くのオカトラノオが咲いていました。

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