この時期野草園にはイカリソウが花を咲かせています。
花山の四季
鋭い爪のような黄色い花をつけたイカリソウが咲いていますが、サルフレウムという品種のようです。
メギ科 イカリソウ属
野草園の入り口付近にヤマブキ(山吹)が咲いていました。
野草園などで、地面に「山吹のような黄色の花」が咲きはじめましたが、それはヤマブキではなく「ヤマブキソウ」です。
ヤマブキはバラ科、ヤマブキソウはケシ科で、まったく別の植物。ケシ科、花弁4,黄花だとクサノオウがある。
別名:クサヤマブキ(草山吹)
大柿花山の桃が見頃になり、駐車場も花でいっぱいでした。
コース一番奥の6番からの眺めは、まさに「桃源郷」でしょう。
写真提供は大柿花山
足湯ガーデン近くにある最も大きな桜が、このオオヤマザクラ(大山桜 )。ヤマザクラ(山桜)に比べ花や葉が大きいことから大山桜とされているようです。
写真提供:大柿花山
入粟野の道沿いに美しいシダレザクラが何本か咲いていました。山深いこのあたりでは、まだ蕾のサクラも多いようです。
今年の「宮の桜」はそろそろ見納めのようです。散った花びらが、堤防の上をまっ白に染めていました。
桃を背景にして淡い黄色のキモクレンが咲いていました。
大柿花山の園主大出氏(大出昌男)とNHK「趣味の園芸」などでお馴染みの大出英子先生監修による本「庭木・花木の育て方と手入れ」が発売されました。
この本は大泉書店「012ガーデニング」シリーズ最新刊。庭木・花 木の基礎知識から植え方・ふやし方・剪定などの基本技術を、写真とイラストでビジュアル解説したものです。
監修紹介
大出昌男„おおいで まさお‟ “大柿花山花咲じいさん”の別名を持つ、「大出園芸 栃木植物園」園主。さつき研究 家。名誉農業士。
大出英子„おおいで えいこ‟ 栃木県生まれ。東京農業大学卒業、同大学大学院修了後、(株)大林組技術研究所を 経て、2003年より目白大学短期大学部に勤務。現在は、同短期大学部生活科学科准 教授。NHK「趣味の園芸」に出演するなど、幅広く活躍中。大出昌男氏とは親子。
2012年4月17日発行、定価:1,260円(税込)
→大泉書店/ 庭木・花木の育て方と手入れ
入り口近くの斜面にある黄花カタクリが花を咲かせました。まだ2株だけですが、その他の株の蕾も順調に膨らんでいます。
黄花カタクリ(キバナカタクリ)が本格的に咲き始めるのはもう少し先でしょう。それでも今週末(4月21日、22日)頃にはキバナカタクリの咲き始めの初々しい姿が楽しめそうです。
キバナカタクリの様子は、今週後半にも再度お伝えする予定です。
良い天気に恵まれた今日、花いっぱいの大柿花山を、コースの一番奥から振り返るようにして眺めてみました。このスケール感が伝わるでしょうか・・・
週末の見頃情報(2012年4月)
4月14~15日:大柿花山の山桜が満開、桃も見頃です。花いっぱいの山がここに。
4月21~22日:桃が満開に、山桜の散る花びらの下に、黄花キバナカタクリが咲き始めます。
4月28~29日:キバナカタクリ、エンレイソウ、シャクナゲなどが咲き、華やかな野草園に