花山の四季

ドクダミ

普通、野生のドクダミは観賞用とはされませんが、観賞用に花弁が八重のもの、あるいは葉がカラフルな’カメレオン’というドクダミもあります。

写真提供:大柿花山

ナガバクロカモメヅル(長葉黒鴎蔓)

この時期、野草園に、このような花が咲いています。昨年は「中心部が赤紫で全体がクリーム色の花」がほとんどだと思っていましたが、今年、濃い赤紫色の花もあることに気づきました。さてこの植物の名前は・・

全体が赤紫の花

中心部が赤紫で全体がクリーム色の花

全体がやや赤紫がかっている花

タチカモメヅルに似ますが主に西日本に分布しており、ここ栃木には自生していないと思われます。葉のようすや「濃い赤紫色の花」ということからナガバクロカモメヅル(長葉黒鴎蔓)の可能性が高そうです。

ヤマアジサイ

ヤマアジサイが見頃になっていました。

春の苑 (はるのその)

春の苑(はなるのその)は、桃色と濃紫色の2色咲きが特徴。

栃木県皐月会

キキョウソウ(桔梗草)

キキョウが花を咲かせていました。花だけを見れば美しいのですが繁殖力の強い雑草で、道路脇などで良く見かける帰化植物です。

ゲンジボタル(源氏蛍)

都賀の大柿地区は蛍の飛ぶ川で有名ですが、ここ大柿花山の脇を流れる水にもホタルが飛びそうなもの。

・・・大柿花山に確認してみると、6日にホタルが舞っていたとのこと。早速8時過ぎに行ってみました。真っ暗なそこには結構多くの蛍が舞っているではありませんか・・・山裾に舞うホタルという美しい光景を見ることができました。

大柿花山の蛍が舞っていたのは、花山入り口左側の堀の付近です。写真で左上の光は民家、それ以外の小さな点がホタルですが、おわかりいただけたでしょうか?。

ほたる祭り
栃木市都賀町大柿地区では6月9日と10日は、ほたる祭りが開催されます。その会場の川にも行ってみましたが、ホタル祭りにあわせるかのように、蛍が飛んでいました。聞くところによればホタルが一番多く飛ぶ時間帯は8時~8時半ごろとか、一度足を運んでみると良いでしょう。

ホタル祭り会場は、栃木インターから北に向かい国道293号線を右折。2km先の「生出宿里の駅」及びセブンイレブンが目印。そこから北東に歩いて2分程の場所です。

アートのような綿毛

綿毛がまるでモダンアートのよう、さて何の綿毛だろうか?・・おそらくオニタビラコではないか、と思うのだが。

金銀花(キンギンカ)

スイカズラは、黄色と白が混じって咲いているのを金と銀に見立て、キンギンカ(金銀花)という別名も持っています。ちょうどこんな感じに咲いていれば、まさに「金銀花」。

スイカズラの花は2色咲き分けではなく、咲き始めは白、あとで黄色に色が変化します。
スイカズラの別名:キンギンカ(金銀花)、ニンドウ(忍冬)

クロハナムグリ

真っ白な花に、真っ黒なハナムグリが来ていました。調べてみると「クロハナムグリ」のようです。黒のボディーに金の帯がナイスですねぇ。

ツメクサ

ノミノフスマに比べると、ずっと小さく葉も細い。この葉が鳥の爪を思わせるので「ツメクサ」。

ナデシコ科ツメクサ属

ノミノフスマ(蚤の衾)

ノミノフスマが花をつけていました。と言っても3mmくらいしかない小さな花。花の似ているミドリハコベに比べて全体的に小さく華奢な感じで葉も細い。

ナデシコ科ハコベ属

ミドリハコベ

コハコベのように赤味を帯びないミドリハコベ。ノミノフスマに比べれば大きく感じますが、それでも花の直径が5~6mm程度ですから小さな花です。

ナデシコ科ハコベ属

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