花山の四季

紫陽花、シチダンカ(七段花)

ヤマアジサイの中でも特に美しいシチダンカ(七段花)が咲いています。

江戸時代末期に絶滅したとされていた「シチダンカ」であったが、昭和34年に六甲山で再発見され、日本中に広まったとされる。

ヤブムラサキ(薮紫) 

5月下旬に毛むくじゃらの蕾をつけていたヤブムラサキが、花を咲かせていました。

花はいっせいに咲くわけではないので、美しい花を撮るには咲き始めでないと難しいかもしれません。

チョウセンキハギ(朝鮮木萩)

チョウセンキハギ(朝鮮木萩)が咲いていました。

原産地は名前の通り朝鮮半島の南部と中国の東部。日本でも、対馬の北部に自生するものがあるが、絶滅危惧II類(VU)とされる

似た花:ケハギ、ヤマハギ

オオヒキヨモギ(大引蓬) 初夏

この山に自生するオオヒキヨモギ(大引蓬)が大きくなっていました。黄色の花をつけ始めるのは8月初旬頃、8月中旬には多くの株が花をつけるでしょう。

注!ヨモギではありません。
この姿がキク科の「ヨモギ」に似ているから名前にヨモギがつくのですが、オオヒキヨモギはゴマノハグサ科であり他人の空似のようなもの。

寿光冠(じゅこうかん)

寿光冠(じゅこうかん)が咲いていました。花弁中心部の淡い黄緑色が爽やか。

濃いトキ色地に濃紅色の竪絞り、白絞り、底白。中輪。
栃木県皐月会

タマザキクサフジ(玉咲草藤)が咲いていました。花自体は美しいと思うのですが、帰化植物の1つ。

ヨーロッパを原産地とするが、北アメリカ、中近東、日本に外来種として定着している

http://wplan.sakura.ne.jp/hyakka/tamazakikusafuji.html

写真提供:大柿花山

シモツケソウ(下野草)

足湯ガーデンに、濃いピンクのシモツケソウ(下野草)が咲き始めました。

ツクバネ(衝羽根)

ツクバネが大きくなっていました。このツクバネがあるのは15番からと16番方向に少し下った所。

ナガバハエドクソウ(長葉蠅毒草)

ナガバハエドクソウ(長葉蠅毒草)が花を咲かせ始めました。花は下から上に順々に開くため、もうすこしあとのほうが咲いているという雰囲気が出そうですね。

カタモンミナミボタル

アカショウマの葉にとまっている背に赤い斑紋が2つある黒い虫、赤い斑紋が気になり、もしかして蛍の仲間かと思って調べてみたら・・正解でした。

これはホタルの仲間のカタモンミナミボタルのようです。大きさは米粒より少し大きいかなという程度で、非常に小さな虫です。

この種は、人里附近の草むらから山地の林道端や林内まで広範で多様な自然環境に適応して生息しています。
日本産ホタル科の全図鑑/カタモンミナミボタル

オバボタル(姥蛍)

蛍といえば普通「ゲンジボタル」をイメージされるでしょうが、それ以外にも蛍の仲間は存在します。山の少し暗い湿り気のある場所にいたのはオバボタル、赤い斑紋が目立ちます。

オオオバボタルかオバボタル(姥蛍)か、よく似ているので迷うのだが、前胸部の斑紋の形からこれはオバボタルだと思われます。wikipediaに「何となく叩き潰したヘイケボタルというような感じ」とありますが上手い表現かもしれません。

前胸部に赤い斑紋という一般的なホタルのイメージに近いものだが、全体にやや平らで、特に前胸部の斑紋のところがやや窪んでいるため、何となく叩き潰したヘイケボタル、というような感じに見える虫
ja.wikipedia.org/オバボタル

ヨツバハギ(四葉萩)

赤、赤紫から青、そして淡い青など、とても豊かな色に変化する可愛らしい花。ナンテンハギが咲き終わったころにこんな花をつけているのはヨツバハギ(四葉萩)。

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