花山の四季

アカモミタケ

樅の木の下に淡い橙色で中奥が窪んだキノコが生えていました。樅の木の下だけに、そのままアカモミタケという種類のよう。食べられます。

福島県内の多くの市町村では、野生きのこ(菌根菌類)の流通が制限されていますが、このアカモミタケも含まれています。ここ栃木では制限されていませんが、原発事故にはとても腹立たしさを感じます。想定の根拠が甘いだけでなく、想定を超える出来事には全く対応できないというお粗末さ、これは人災でしょう。

野生きのこ(菌根菌類)
アイタケ、アカモミタケ、アミタケ、ウラベニホテイシメジ、オオモミタケ、カラスタケ、キシメジ、クリフウセンタケ、クロカワ、コウタケ、サクラシメジ、シモフリシメジ、シャカシメジ、ショウゲンジ、チチタケ、ハツタケ、ハナイグチ、ホウキタケ、ホンシメジ、マツタケ、ムレオオフウセンタケ、ヤマイグチ、ヤマドリタケモドキ 等
郡山市/東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う食品の摂取及び出荷制限について(生産者向け)

アメリカタカサブロウ

ハキダメギクの隣で咲いていた白い花は、アメリカタカサブロウ(アメリカ高三郎)。

キク科タカサブロウ属 南米原産の帰化植物

ハキダメギク(掃溜菊)

ハキダメギク(掃溜菊)の花。夏から咲いていたのは知っていましたが、無視することの多い花の1つかもしれません。

ヤブツルアズキ(藪蔓小豆) 実

ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)の実が大きくなっていました。

秋の大柿花山 2011.10.21

秋の山は涼しく歩いていても快適でした。山の中腹から上にはコウヤボウキがあちこちで咲き、センブリも咲き始めていました。

左はアブラツツジ。中央の花はサザンカでしょうか?。

ヤマハッカ、ヤクシソウなど、探すと様々な花が咲いています。

ニシキギ(錦木) 実

ニシキギの葉が赤く色づいてきました。さらに近くで見ると木全体に赤い実をつけています。但しこの実は毒性があり、食べると嘔吐や下痢をおこすそうです。

オトコヨウゾメ(男莢迷) 実

この赤く美しい実はオトコヨウゾメ(男莢迷)。実はまばらで、この実のつきが悪いところもオトコヨウゾメの特徴らしい。

スイカズラ科 ガマズミ属

テンナンショウ属の実

この時期の山には赤く熟した実がいろいろと・・・。これは熟したテンナンショウ属の植物の実です。直径はトウモロコシほどもあり目立つため、いったい何なのかと不思議に思われる方も少なくないでしょう。

コウヤボウキ(高野箒)

今、あちこちでコウヤボウキ(高野箒)が咲いています。花を拡大してみると、まるでミニチュアのコサージュのようです。

イシミカワ(石見川、石膠)

イシミカワがカラフルな果実をつけていました。イシミカワは花よりも淡い赤紫から青色をしたこの果実のほうが美しい。

ヤクシソウ(薬師草)

この時期に咲く黄色の花で目立つ植物と言えば、セイタカアワダチソウか、このヤクシソウ(薬師草)でしょう。

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)

黄色の花があちこちに咲いていますが、ヤクシソウだけでなく、このアキノキリンソウ(秋の麒麟草)も黄色の花。

似た花:アオヤギバナ、ハンゴンソウ

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