花山の四季

ツワブキ

山草園のツワブキ(石蕗)が花をつけていました。写真から葉の艶が良くわかると思いますが、それがツワブキの名の由来のようです。

ツワブキの名は、艶葉蕗(つやばぶき)、つまり「艶のある葉のフキ」から転じたと考えられている。wikipedia.org/ツワブキ

ヤノネグサ(矢の根草)

ヤノネグサ(矢の根草)がピンク色の蕾をつけていました。タデ科の植物の中に生えていると全く目立ちません。全体的な姿はアキノウナギツカミに良く似ています。

ヤノネグサは花柄に先端が丸い球になったような腺毛(せんもう)があるのが特徴。

似た植物:アキノウナギツカミ(秋の鰻攫)

サルトリイバラ(猿捕り茨) 実

サルトリイバラ(猿捕り茨)の実が赤くなっていました。

イヌトウバナ(犬塔花)

イヌトウバナは何回か掲載しているものの、その都度おそらくイヌトウバナ・・・などというう曖昧な表現でしたが、やはり今回もイヌトウバナですと言い切れない。

似た植物:トウバナ、ヤマトウバナ

ケチジミザサ(毛縮笹)

ケチジミザサ(毛縮笹)の花は白と思っていましたが、かなり赤味を帯びている花をつけたケチジミザサがありました。

似た植物: チジミザサ(縮笹)、チゴザサ(稚児笹)

ゲンノショウコ(現の証拠)

この山は白花のゲンノショウコが多く目につきますが、濃いピンク色のゲンノショウコも咲いていました。

タムラソウ(田村草)

タムラソウ(田村草)の花が咲いていました。

カラスノゴマ(烏の胡麻) 実

以前この場所で咲いていた植物は確か・・カラスノゴマ。
ということで、これはカラスノゴマ(烏の胡麻)の実に違いありません。

ヤマハッカ (山薄荷)

特徴をわかりやすく撮りたいと思うのですが・・・なかなかうまく撮れません。

オオイヌホオズキ?

イヌホオズキの仲間は多く生えていますが、イヌホオズキ、アメリカイヌホオズキ、オオイヌホオズキ、さらにはテリミノイヌホオズキ、カンザシイヌホオズキなどがあり区別がしにくいのでやっかいです。

この花は、実のつき方や花の形から、南アメリカからの帰化植物「オオイヌホオズキ」ではないかと思いますが、良くわかりません。

秋の大柿花山 2011.10.15

最初の写真は大柿花山の入り口にある袋が岡城のお堀跡。山は午前中までの雨があがったものの、少しガスがかかっていました。

涼しくなったこの季節、山を歩いてみましたが、雨に濡れた木々が美しく結構楽しいものです。左の植物はウド、右はアキチョウジ。

上段中はコシオガマ。下段はコウヤボウキとオヤマボクチ。

サザンカ(山茶花)

彼岸花が終わったばかりだというのに、早咲きのサザンカ(山茶花)が、山のあちこちで咲き始めていました。

サザンカの学名は、Camellia sasanqua(カメリア サザンカ)と日本語がそのまま学名になっているようです。

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