赤、赤紫から青、そして淡い青、さらに咲き終わったあとのグレイッシュなカラーも含めると、とても豊かな色彩を持った可愛らしい花です。
これがヨツバハギ(四葉萩)かどうかは確認中
赤、赤紫から青、そして淡い青、さらに咲き終わったあとのグレイッシュなカラーも含めると、とても豊かな色彩を持った可愛らしい花です。
これがヨツバハギ(四葉萩)かどうかは確認中
キキョウに似た花を咲かせているのは、そのまま「キキョウソウ」。道路脇などで良く見かける帰化植物ですが、花山の頂上近くにも数株侵入していました。
キキョウソウは、まず葉ごとに閉鎖花をつけ、のちに茎の上のほうにふつうの花を咲かせます。写真で葉の上にある実のような形のものが閉鎖花。
下の写真は、約1週間前の6月3日に撮影した開花する前のキキョウソウです。しかし、すでに閉鎖花が出来ているので「この状態でも花」と言えないこともない。
キキョウソウに似た植物にはヒナキキョウソウがあり、ともに北アメリカ原産の帰化植物です。違いはキキョウソウの葉が丸いのに対して、ヒナキキョウソウは細長くて先が尖っていること。いづれも繁殖力は旺盛のようですから除草が妥当です。
別名:ダンダンギキョウ(段々桔梗)
これに似た在来種の野草としてはヒナギキョウがあり、名前が似ていて記憶が混乱しそう。
リョウブ(令法)が蕾をつけていました。
ポイント16にあるイワガラミがそろそろ咲く頃だと思い確認してみましたが、ちょっとだけ早かったようです。
コアジサイ(小紫陽花)からヤマアジサイ(山紫陽花)へ
コアジサイはそろそろ終わりの時期、それと入れ替わるようにヤマアジサイが咲き始めています。
コアジサイの花の色は株ごとに少し違いますが、多くは遠目に淡い青に見える花です。これまで白花に近いものは紹介しましたが、これが一番白に近く、ほぼ白花のコアジサイが咲いていました。場所はポイント5付近です。
ポイント16や足湯ガーデンにあるイワガラミが咲き始めました。
アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み)だろうか・・・。 アキノウナギツカミの自生は普通に見られるが、その他の「ウナギツカミ」がつく植物は稀にしかない。
似た植物:ウナギツカミ、 ホソバノウナギツカミ、 ナガバノウナギツカミ、 ヤノネグサ、 ナガバノヤノネグサ
足元で白い花を咲かせていたのはオヤブジラミ(雄藪虱)。
似た植物:ヤブジラミ(藪虱)
ムラサキカタバミ(紫片喰)は、南アメリカ原産で、文久年間(1861~1863年)に観賞用として導入された。美しい花なのだが繁殖力が強すぎるのが問題となっている。
ムラサキカタバミ(紫片喰)は要注意外来生物
繁殖力が強く、一度畑地に入ると、耕耘によって小鱗茎が分散し増殖するの難防除の雑草となっている。
オッタチカタバミという名前を最初に聞いた時の印象は、きっと「変な名前」に違いない。カタバミに似ていて、茎が立ちあがるので「おっ立ちカタバミ」なのだが、一度聞いたら忘れない名前でもある。
ところが、出雲の国には乙立寒菊(オッタチカンギク)という菊がある。もし、これをを知っていると「オッタチ」って地名じゃなかったの?と逆に驚くかもしれない。
続きを読む