花山の四季

ホソバアキノノゲシ(細葉秋の野芥子)

淡い黄色の花をつけているキク科の花が咲いていました。調べてみるとアキノノゲシのようで、「切れ込みのない柳のように細い葉を持つ」というホソバアキノノゲシ(細葉秋の野芥子)かもしれません。

サンシュユ(山茱萸) 実

もうひとつ鮮やかな赤い実をサクランボのように実らせている木が・・・。残念ながらこの葉に記憶はありません。大柿花山に確認してみると、なんと「サンシュユ」。今頃こんな果実をつけるんですね~。

※ サンシュユの花を確認したいなら、下のtags:の欄の「サンシュユ」をクリックしてご覧ください。

コブシ(辛夷) 実

大柿花山の駐車場脇に、こんなふうに朱色の実をつけた木があります。確認したところコブシの果実とのこと。

ササクサ(笹草)

長い茎を伸ばし、葉の形が笹にそっくりなのでササクサ(笹草)。どこにでもありそうな草ですが、探してみると意外になかったりする植物。

セイタカアワダチソウ

この季節に目立つ背の高い黄色の花といえば、その筆頭が「セイタカアワダチソウ」でしょう。

セイタカアワダチソウはキク科アキノキリンソウ属の多年草。園内にはあまりありませんが、要注意外来生物に指定されており、空き地などにはびこるじゃまものとして有名ですね。

コガネタケ

これは傘の表面に黄金色の粉がふくのが特徴のキノコ、コガネタケだそうです。

キノコの軸の表面を薄くはぎ、軽く干してから食べるとおいしいとのこと。

ナツハゼ(夏櫨)

朝夕はすっかり涼しくなり秋らしくなってきました。山の木々も色づき始めています。そんな中に熟して濃紺の実をつけているのはナツハゼ(夏櫨)です。

この濃紺の実は食べられるらしい・・・。

ナツハゼ(夏櫨) ジャム

大柿花山に協力していただき、試しにナツハゼ(夏櫨)の熟した実でジャムを作ってみました。結果から言うと「大成功」。確かにナツハゼの実は食べられます。

出来上がったナツハゼのジャムはブルーベリーのジャムに似ていますが、より甘酸っぱくてコクがありとても美味しいものでした。

低糖度なナツハゼ ジャムの材料
ブルーベリー 400g
砂糖     110g
水      100cc程度
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出来上がったジャムは 320g

作り方
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アキチョウジ(秋丁字) 白花

白花のアキチョウジ(秋丁字)が咲いていました。アキチョウジの多くは薄い青紫色のようです。

アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み)

アキチョウジと同様に、名前に「秋」がつく、アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み)が咲いていました。

アキノウナギツカミがあるのは湿地エリアで、遠目には同じタデ科のヤノネグサやミゾソバが生えているように感じるかもしれません。しかし茎にはびっしりと細かいトゲがあるので違うとわかります。

ウド 実

宙に浮くたくさんの球体・・・ウドの実が熟し濃い赤紫色になっていました。

コウヤボウキ(高野箒)

山の上のトレッキングコース脇で、コウヤボウキ(高野箒)が咲き始めました。この季節には、オクモミジハグマ、カシワバハグマ、オケラ・・など、これによく似た花がいくつか咲いています。

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