石に張り付いている黄色い花は、ツルマンネングサ(蔓万年草 )。
赤味を帯びたつる性の茎。葉は扁平で先がとがり普通3輪生する。
ベンケイソウ科 マンネングサ属
石に張り付いている黄色い花は、ツルマンネングサ(蔓万年草 )。
赤味を帯びたつる性の茎。葉は扁平で先がとがり普通3輪生する。
ベンケイソウ科 マンネングサ属
この時期足元で良くみかける小さな花が、このトキワハゼ(常磐爆米)。ムラサキサギゴケと同様に、花弁は空気力学的な設計としか思えないのだが・・
タンポポの花の裏側を見て、総苞外片の反りがないのが在来種。・・・しかし、やや総苞外片がそりぎみのこの株は、在来種と外来種の雑種だろうか。
身近なセイヨウタンポポは実は日本のタンポポとの雑種だった!
外来植物のリスク評価と蔓延防止策
今、大柿花山の山全体でコアジサイが咲いています。コアジサイの花は繊細で美しいのですが、それよりも・・
その匂いが素晴しい。この時期山を歩いていると、少し離れたところからでも、その爽やかな匂いを感じ取ることができます。
コアジサイは虫たちに人気があるようで、「コアオハナムグリ」が花に顔をうずめていました。コアオハナムグリは私が近づいても全く気にしない様子、花の匂いに酔っているのでしょうか。
湿地エリアに咲いているカザグルマ(風車)は、およそ今がピークでしょう。良く見てみると花弁の幅に違いがあるものもありました。多様な遺伝子が受け継がれている・・ということでしょうか。
※ このカザグルマは山に昔からある自生のもの。目印は湿地の中の杉の一本橋ですが、渡るのは危険です。湿地に足を踏み入れずその手前付近からご覧ください。
マユミの花が咲いていました。花は緑色でニシキギに似ています。
花は地味でも、実は可愛いのがこの植物です。
ハナイカダの実が膨らんできました。ハナイカダがあるのは6番の近くの杉林の下です。
この毛の生えた丸いものは、ヒメコウゾ(姫楮)の雌花でしたね。なんとも面白いカタチです。
ヤブムラサキが毛むくじゃらの蕾をつけていました。ヤブムラサキは葉や茎も毛に覆われています。
ムラサキシキブも探してみました。たぶんこれがムラサキシキブの花芽だと思いますが自信ありません。
ミヤマナルコユリに少し遅れて、ナルコユリ(鳴子百合)も花をつけていました。
ミヤマナルコユリと違って一列に花が並んでいるのがわかるでしょう。茎は丸く葉はほっそりとしています。
ミヤマナルコユリ(深山鳴子百合)が花をつけていました。花がはっきりと左右に振り分けられたように2列についていて、茎の断面が丸ではなく筋がついている(リョウがある)のが特徴。