温室売店で、珍しめの山野草も売られていました。
左上から雪割草、エイザンスミレ、ニオイスミレ
イワカガミダマシ、ショウジョウバカマ
サクラヒナギク、クリスマスローズ
温室売店で、珍しめの山野草も売られていました。
左上から雪割草、エイザンスミレ、ニオイスミレ
イワカガミダマシ、ショウジョウバカマ
サクラヒナギク、クリスマスローズ
野草園にアズマイチゲが咲きそろっていました。
アズマイチゲは光が射していないと花が開きません。写真撮影なら野草園に陽が良くあたる、晴れた日の午前中をお勧めします。
一見、この時期にはたくさん咲いている「サンシュユ」に見えますが、花のつきが少しまばらで、遠目には丸い花がついているように見えます。花の色もフレッシュなレモンのような、やや黄緑がかった花。サンシュユと違って新芽が目立ちます。
似た花:クロモジ、アブラチャン(油瀝青)
この時期、大柿花山には、たくさんの鮮やかな黄色の花が咲いていますが、そのほとんどは「サンシュユ」と思って間違いないでしょう。
サンシュユの原産は朝鮮・中国で、薬用植物として日本に入ってきたミズキ科の植物
植物名:サンシュユ(サンシュウ, ハルコガネバナ, アキサンゴ) 高さ5mくらいの落葉小高木-高木。江戸時代中期に薬用植物として渡来した。
筑波実験植物園
コース中に、真っ赤なボケが咲き始めました。
今、大柿花山で多くの椿が咲き始めています。今、一番多くのツバキが見られるのは、コース5番の上あたりでしょう。
キブシが花を咲かせていました。ぶら下がって咲く花が遠くから見てもわかります。
トサミズキが咲き始めました。トサミズキに似て、それより小さな花を咲かせるヒュウガミズキの蕾もふくらんでいます。
似た花:ヒュウガミズキ(イヨミズキ)
このところ少しずつ咲く花の種類が増えています。左からクリスマスローズ、ウグイスカグラ、椿、サンシュユの蕾。
ウグイスカグラは花が咲き始めたばかりで、葉はまだ出ていません。
コース途中に白いテープが柵のように張ってあるところがありますが、これは野草園をイノシシ(猪)から守る電気柵です。
見学者の方はこの白いテープを超えていただいてかまいません。ただし白いテープに触ると軽い電気ショックがありますので、なるべく触れないようにしてください。
梅や椿は咲いていますが、その後の花が続かない・・地面には猩々袴。空には、サンシュユ、トサミズキなど春を彩る黄色の花が咲き始めたものの、見頃はもう少し先のようです。遠方から来園予定の方は、もう少しお待ちいただいたほうが良いでしょう。
今日は風が強く地面にたくさんの椿が落ちていました。ヒガンバナの細い葉の上に落ちたそれは、まるでそこで椿が咲いているようでした。
トレッキングコース脇の所々に、ショウジョウバカマ(猩々袴)が咲いていました。
その名前の由来は?
赤い花を「猩々」の赤い顔に、ロゼット状の葉を「袴」にたとえたといわれますが、普通「猩々」が何者なのかご存知ないでしょう。「猩々」とは中国の伝説上の動物のことで、酒が好きで顔が赤いとされています。猩々袴は日本から台湾、朝鮮に数種類が分布しています。