濃い紫の実がつくことからか、ネット上では「ヨウシュヤマブドウ」などという名前を見かけますが、そんな植物は存在しません。おそらくヨウシュヤマゴボウの読み間違いでしょう。
写真はヨウシュヤマゴボウ。有毒成分が含まれるとされていますから、食べてはいけません。
濃い紫の実がつくことからか、ネット上では「ヨウシュヤマブドウ」などという名前を見かけますが、そんな植物は存在しません。おそらくヨウシュヤマゴボウの読み間違いでしょう。
写真はヨウシュヤマゴボウ。有毒成分が含まれるとされていますから、食べてはいけません。
ミズバショーって言う方が少なくないのはなぜ?
おそらく、原因はこれ↓かもしれない。
♪夏が来~れば 思い出すー 遥かな尾瀬 遠い空
♪霧のなかに うかびくる … … …
水芭蕉~の花が 咲いてる 夢見て さ い て …
でも、ミズバショーではなくホントはミズバショウ(水芭蕉)ですからね。
「キンポウゲ科」ですからねホントは
写真はキンポウゲ科のアズマイチゲ。しかしネット上ではキンポウゲ科ではなく「キンポーゲ科」という記述を時々みかけます。
試しにキンポーゲ科というキーワードでGoogle検索をしてみればわかりますが、以下のように表示され、画面にはキンポーゲ科ではなく「キンポウゲ科」の検索結果が表示されます。
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次の検索結果を表示しています: キンポウゲ科
元の検索キーワード: キンポーゲ科
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それを無視して、再度「キンポーゲ科」をクリックし検索してみると、数多くのページが表示され「キンポーゲ科」でも良いのかと思う程です。しかし、そんなことはなく「キンポウゲ科」が正しいはず。
こればかりではなく「フウロソー」で検索してみると「フウロソウ」の検索結果が表示されるなど、「ウ」と「ー」の混同が多いようです。他にもこんなふうに間違えて読まれていそうな植物を考えてみると・・。
ユキワリソー
オトギリソー
キキョー
ギボーシ
サクラソー
サラシナショーマ
シュウカイドー
シューメイギク
ショーガ
ジンチョーゲ
センリョー
ツリフネソー
ドーダンツツジ
ミズバショー
フウロソー
リンドー
ローバイ
ちょっと考えただけでもこれだけある。
もしかして: アレチヌスビトハギ
ヌスビトハギ(盗人萩)は在来種。北アメリカ原産の帰化植物はアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)です。 しかし、このページのタイトルにある「アレチノヌスビトハギ」という植物は存在しません。
したがってこの写真も、荒地の「ヌスビトハギ」
どこかで余計な「ノ」が紛れ込んでしまったようですね。お探しの植物はおそらくアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)だと思われます。
ネットで検索すると、まるで「キツネノタマゴ」が実存するかのように表示されますが、残念ながらキツネノタマゴ(狐の卵)という植物はありません。
そもそもキツネは哺乳類、卵は産みませんよね。
もちろんキツネノタマゴ科も存在しませんから、おそらく・・・てゆーか「キツネノマゴ」の読み間違いと思われます。
というわけで、この写真はキツネノマゴ科 キツネノマゴ(狐の孫)です。
→キツネノマゴ(狐の孫)
普通は「カラスノマゴ」でGoogle検索したとしても、
次の検索結果を表示しています: カラスノゴマ
元の検索キーワード: カラスノマゴ
と表示され、カラスノゴマの検索結果が表示されますから、このページには辿り着かないはず、なのですが、どうして・・・
カラスノマゴ属、あるいはカラスノマゴ(烏の孫)という植物は実存しません。おそらく →カラスノゴマ(烏の胡麻)のことでしょう。
写真左の薄紫の花はキツネノマゴ(狐の孫)で、右側の黄色い花がカラスノゴマ属 カラスノゴマ(烏の胡麻)です。
そう・・・カラスではなく「キツネ」がつく植物なら、このキツネノマゴ(狐の孫)がありますから、その名前との混同かもしれません。→キツネノマゴ(狐の孫)
少し薄暗い森の中、空中に浮かんでいるかのように咲くレンゲショーマ。このレンゲショーマが野草であることが信じられないくらいです。
夏がく~れば思い出すレンゲショーマ、ああレンゲショーマ。ま、これくらい書いとけば良いかな、これでこのページのレンゲショーマを見てくれる方がきっといるに違いない。
では、そんなアナタへのメッセージです。
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Googleは、以下のようにあなたの検索語句を無視して「レンゲショウマ」の検索結果を表示しているはずなのに・・・
次の検索結果を表示しています: レンゲショウマ
元の検索キーワード: レンゲショーマ
どーしてこの「レンゲショーマ」のページに辿りついてしまうのでしょう?
Googleの言う通りレンゲショウマが正しいのです。レンゲショーマ、さらにキレンゲショーマのおまけをつけたとしても・・・どちらも存在しません。
ついでに、アカショーマ、ヤマブキショーマ、アワモリショーマ、ルイヨウショーマ、トリアシショーマ、サラシナショーマなんてのもぜ~んぶ存在しません。
→レンゲショウマを参照してください。
トサミズキが咲いています。
そのほかにも桃や桜、アズマイチゲ、椿など次々と春の花が開花しています。
撮影日:3月23日~26日
撮影日:3月12日~19日
蝋梅、赤花マンサク、マンサク
福寿草、椿
撮影日:3月5日~6日
wikipediaの帰化植物における日本の帰化植物のリンク一覧
ごく代表的なもののみを取り上げた。古い時代の帰化植物とされ、普通は帰化植物扱いされないものも含めた。それらには+をつけて区別した。
wikipedia / 帰化植物 / 日本の帰化植物