山草園に小さな花がいくつか咲いています。
左から、アミガさユリ、シラー・シベリカ。
花山の四季
「宮の桜」が満開になっていました。
ひときわ目立つこのモクレンはマグノリア・アレキサンドリア
江戸彼岸桜が咲いていました。
北関東のエドヒガンがソメイヨシノの「母」という話もあるが、ソメイヨシノと違ってこのエドヒガンはヤマザクラと共に非常に長寿のサクラとされています。
大柿花山に、本格的な春が訪れました。
椿、モクレン、コブシ、レンギョウ、そして多くの花桃が咲きはじめました。
小さな黄花が空中に散りばめられているように咲くのがヒュウガミズキ。「無数の」という表現がぴったりの花。
ヒュウガミズキはトサミズキに似ますが花は小さく繊細で美しい。
地面近くで花火のような花をつけているのはショウジョウバカマ
「トサミズキ」が黄色の花をぶらさげていました。
「トサ」は四国の土佐のことで高知県の原産。しかし、ミズキと名前が付いていながらミズキ科ではなくマンサク科の落葉低木。
アブラチャンが黄緑の花をたくさん咲かせていました。
クスノキ科クロモジ属
褐色の葉をつけたまま黄色の花を咲かせているのは、おそらく支那満作でしょう。
タイトルは「シナマンサク」としていますが、ハマメリス・インターメディア、あるいはハマメリス・ベルナリス(ハヤザキマンサク)が正しいのかもしれません。
この時期に、枯葉が残ったままの姿で花をつけるのが支那満作(シナマンサク)の特徴で、甘く強い香りがあります。原産地は中国で、1879年に発見されて同年にイギリスに渡ったとされています。このシナマンサクと満作(マンサク)を掛け合わせた品種が「ハマメリス・インターメディア」と呼ばれるもので、多くの品種があるようです。
鮮やかな黄色の満作(マンサク)が咲いています。この山に自生する満作と違って、花弁が大きく花つきも良い品種。
品種はおそらく、ハマメリス・インターメディア アーノルド・プロミス
青空に、鮮やかな紅色のマンサクが咲いています。
このマンサクは日本に自生する種類ではなくアメリカ産のハヤザキマンサク(早咲き満作)の変種と思われます。
別名: ベニバナマンサク