湿地エリアのアブラガヤが実をつけていました。その姿はまるで稲穂のようです。
アブラガヤは北海道から九州に分布する多年草。鉱物質土壌が流れ込む湿原の周辺域や湿った草原などに生育する。湿原に土砂が流入した場所などでいち早く侵入・定着するので、湿原遷移の初期段階に生育する種であろう。
植物雑学辞典/アブラガヤ
湿地エリアのアブラガヤが実をつけていました。その姿はまるで稲穂のようです。
アブラガヤは北海道から九州に分布する多年草。鉱物質土壌が流れ込む湿原の周辺域や湿った草原などに生育する。湿原に土砂が流入した場所などでいち早く侵入・定着するので、湿原遷移の初期段階に生育する種であろう。
植物雑学辞典/アブラガヤ
秋の訪れを感じさせるヒヨドリバナ、実際には7月頃から見ることができますが、この時期でも咲いていました。
コウヤボウキに似た花を咲かせているのはオケラ。葉のつき方、花の下がトゲトゲになっていることからその区別は容易です。
撮影日:10月7日、10日
コウヤボウキ(高野箒)の花が咲き始めました。
ナガバノコウヤボウキの花後の姿、コウヤボウキはこれから咲くのに、ナガバノコウヤボウキの花はすでに終わっています。
コウヤボウキが咲くのは、通常10月に入ってからですが、ナガバノコウヤボウキはそれより早く8月下旬から咲き始めますが、見頃は9月でしょう。いずれも山の上部のコース脇に多くあります。
山は、この季節になると赤い実をつけた植物が増えてきます。これはミヤマガマズミ(深山莢迷)の赤い実、可愛らしいですね。
ミヤマガマズミとガマズミ
ガマズミと比べると、ミヤマガマズミは葉の先端が鋭く尖っていて、葉の形は葉先に近い方に最大幅の箇所がある。
マユミやツリバナもニシキギ科ですが、これはニシキギ科のフラッグシップのニシキギ。こちらも赤い小さな実をつけていました。ニシキギは枝に翼があるので他の植物との区別が容易ですね。
ツリバナの赤い実がぶら下がっていました。ツリバナの果実は球型で5つに割れ中から赤い種子が飛び出しています。
似た植物:マユミ
マユミの実が熟し始めていました。ツリバナに似ますが実がはじけるのはマユミのほうが遅くこれからです。
ツリバナの果実は熟すと5つに割れますが、マユミは4つに割れて中の種が顔を覗かせます。
ハダカホオズキが、真っ赤な実をつけていました、ハダカホオズキがあるのは6番近くの杉林の中
ナス科の植物だけに実は有毒のようです。
全草にソラニンを含み有毒
ヤマボウシの実が赤く熟していました。食べてみると、あっさりとした甘さで、桃のような風味の果実でした。
コムラサキが美しい赤紫の実をつけていました。
ムラサキシキブは葉の鋸歯が全葉にありますが、コムラサキは上半分にしかない。