花山の四季

シャクナゲ(石楠花)

大柿花山のシャクナゲは今が盛り。

シャクナゲの葉は有毒

シャクナゲは葉にロードトキシンなどのケイレン毒を含む有毒植物である。摂取すると吐き気や下痢、呼吸困難を引き起こすことがある。葉に利尿・強壮の効果があるとして茶の代わりに飲む習慣を持つ人が多く存在するが、これはシャクナゲに「石南花」という字が当てられているため、これを漢方薬の「石南」と同一のもの(この2つに関連性はない)と勘違いしたためであり、シャクナゲにこのような薬効は存在しない。
シャクナゲ – Wikipedia

ムレスズメ(群雀)

この花はエニシダに似ているが何か違う。ハリエニシダ、ヒトツバエニシダでもないし・・・・と探していましたが、結局エニシダではなくムレスズメですね、たぶん。

ギボウシ(擬宝珠)の若葉

ギボウシの仲間と思われる若葉が出てきました。おそらくオオバギボウシではないかと思います。

別名:ウルイ

見あげればホウの木

雨上がりの夕方、晴れた空にホウの木の葉が涼しげに見えました。

ホウの木(ホオノキ)は緻密で軟らかく、また狂いやひび割れが少ないことから彫刻材、版木などに使われますが、切ったばかりの木の中心部は深い緑色をしていました。この写真はたまたま伐採したホウの木があったので撮ったものです。最後の2枚の写真は大柿花山温室脇にあるホオノキで、大きな蕾をつけていました。
撮影日:4月29~5月3日

ハランの花(葉蘭)

昨日、大柿花山をよく訪れる方に「ハランの花が咲いている」という話をうかがい、見てみると・・・。なるほど、ハランにも花が咲いていました。大きさは硬貨程でシュウマイを一回り小さくしたような形、もう一方の写真はつぼみです。ただしこのハランは園の入り口脇にあったものなので、見ていただくための植物ではないのかもしれません。

シラネアオイ(白根葵)

シラネアオイ(白根葵)が花を咲かせていました。

シラユキゲシ(白雪芥子)

散った桜の花びらを背にしたシラユキゲシ(白雪芥子)。現在、咲きそろいました。このシラユキゲシはケシ科の多年草で、花芽と葉がほぼいっしょに土から出て白い花を咲かせます。

シラユキゲシは中国原産の植物で日本には自生していません。

キバナカタクリが見頃です。

野草園で黄色の花をつけているキバナカタクリ(黄花カタクリ)が咲きそろい、見頃になりました。

大柿花山 2010.4.24

シャクナゲがかなり咲いてきました。

左からシロヤマブキ、ムスカリ(白)、シュンラン、ナツグミ、シモクレン。そしてオダマキの蕾、蕾が大きくなってきたので、開花までもうすぐ・・。

エンレイソウ(延齢草)

「エンレイソウ」はこのように小さな茶色の花が咲いているように見えます。しかし、実は茶色の花のように見える部分はガク。また、エンレイソウは雄しべや花、ガクや葉もすべて3の倍数になっているのが面白いところです。

大きな白花をつけているのは「オオバナノエンレイソウ」で、多くは北海道に自生していますが東北地方北部にも存在します。大柿花山ではオオバナノエンレイソウは今が見ごろ。

最後の、この大きな蕾は「八重のエンレイソウ」でオオバナノエンレイソウよりも遅く咲きます。今、この花が咲くのを楽しみに待っています。

3枚の「花びら」のように見える部分は、ガク。真ん中で3つに分かれているのが雌しべ。その周りに6本あるのが雄しべ。エンレイソウは花もガクも、葉も、すべて3の数(倍数)になっている。

エンレイソウ 野の花、野草手作り図鑑

ユキモチソウ(雪餅草)

再びユキモチソウの写真。前回は伸びる途中でしたが、十分に大きくなり形も整いました。

ウラシマソウ(浦島草)

10日前は小さかったのに、大きく育ったウラシマソウです。

Powered by WordPress. Theme base: 85ideas. Copyright 2016 hanayama-no-siki All rights reserved.