小判草がユーモラスな実をぶらさげていました。
コバンソウ(小判草)は、ヨーロッパ原産で日本には明治時代に観賞用に導入された帰化植物
小判草がユーモラスな実をぶらさげていました。
コバンソウ(小判草)は、ヨーロッパ原産で日本には明治時代に観賞用に導入された帰化植物
藍染めの原料として使われるタデアイ(蓼藍)の新芽。アイ(藍)に同じ。
別名:アイ(藍)
ヨーロッパ及びコーカサス地方原産、釣鐘型の淡い青紫が美しい花。昭和の時代には栽培され食用にされたようなのだが・・・。
その後、発がん性物質が認められ、食用には適さないとされたため、たまに栽培逸出した花が見られるだけになったようです。
色々な植物を食べたいとは思うのですが、あとになって毒性が発見される植物があることを知ると、野草を食べるのは程々にしたほうが良いのかもしれません。紙一重で薬にも毒にもなるわけですから。
諸外国では、コンフリーを摂取した場合の主要な健康被害として、肝障害が報告されています。主な肝障害は肝静脈閉塞性疾患で・・・。
厚生労働省/シンフィツム(いわゆるコンフリー)及びこれを含む食品の取扱いについて
この季節、葉が所々白くなっている木を見かけることがあります。近づいてみると白くなっていたのは木の葉ではなく、木に巻きついているマタタビの葉だったりします。
マタタビは蔓性ですが、木全体に巻きついた状態を遠くから見ると「マタタビの木」があるように見えるかもしれない。
マタタビは木天蓼(もくてんりょう)と呼ばれることもあるようです。
今月下旬にはみられる ハンゲショウ(半夏生)と間違えないでください、ハンゲショウはどくだみの仲間で別の植物。
撮影地:鹿沼市油田
真っ白な花を咲かせていたエゴノキの花は、そろそろ終わりに近づき真下を一面花で埋め尽くしている木もありました。
草丈1mくらいある大きな ナルコユリ(鳴子百合)が、たくさんの花をつけていました。花は1列、これくらいの大きさだと迫力があります。
似た植物:オオナルコユリ(大鳴子百合)
コアジサイが見頃になりました。この花は虫たちに人気があるようで、多くの昆虫が来ていました。写真の虫は「コアオハナムグリ」。ダークメタリックグリーンに金のドットとはなかなかお洒落。
コアオハナムグリは体長15mm程度の小型のハナムグリの1種。来訪の目的は花粉を食べること。
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サラサウツギが咲いていました。サラサウツギは花びらの外側がピンクで内側が白の八重咲きの美しい花。
野草園の上の斜面で真っ赤なウツギが咲いていました。ベニウツギと思われますが・・。
べニウツギが盛期です。山地や谷沿いに咲くタニウツギに似た花の色をして居ます。この赤い花がベニウツギ。
ベニウツギとバイカウツギ
オオヒキヨモギ(大引蓬)が大きくなっていました。この姿がキク科の「ヨモギ」に似ているから名前にヨモギがつく。納得していただけたでしょうか。
普通の「ヨモギ」はキク科
オオヒキヨモギ(大引蓬)はヨモギとつくもののゴマノハグサ科であり、キク科の「ヨモギ」とは無関係、他人の空似のようなものでしょう。
スモークツリーが咲き始めました。ただし近くで見ることができないので、どのような花なのかわかりませんが、ウルシ科の木なので、あまり期待できないでしょう。
スモークツリーは山にもありますが、手軽に見ることができるのが大柿花山の入り口左の土手(堀の脇)を15m歩き、左側を見てみてください。
花が咲いていたのは5月中旬ですが、ハナイカダの実がもう膨らんでいました。葉の上にちょこんとついた実が面白ですね。