ウツギの大木のように見える木の脇には、コツクバネウツギ(小衝羽根空木)が咲いていました。コツクバネウツギは白か黄色の花で、衝羽根が2枚程度であるのが特徴です。この時期はまさに空木の季節、ただし、ここは標高が高いので平地とは開花時期が違いますが・・・。
- コツクバネウツギ(小衝羽根空木)
- コツクバネウツギ(小衝羽根空木)
撮影地:四国、寒風山トンネル~旧寒風山トンネル
ウツギの大木のように見える木の脇には、コツクバネウツギ(小衝羽根空木)が咲いていました。コツクバネウツギは白か黄色の花で、衝羽根が2枚程度であるのが特徴です。この時期はまさに空木の季節、ただし、ここは標高が高いので平地とは開花時期が違いますが・・・。
撮影地:四国、寒風山トンネル~旧寒風山トンネル
旧寒風山トンネルへの山道の途中に、思わず「ウツギの大木か」と思わせるような木がありました。花はエゴノキ科のハクウンボク(白雲木)に近い雰囲気ながら雄しべの様子が違うので・・・よくわかりません。
その後、調べてみたところエゴノキ科で日本に自生するのは以下の2属であり、
アサガラ属:アサガラ、オオバアサガラ
エゴノキ属:エゴノキ、ハクウンボク、コハクウンボク
この木は、西日本に分布するエゴノキ科のアサガラ(麻殻)という木のようです。樹高は10メートル位になるという。
花は白くて芳香を持つものが多く、観賞用に栽培もされる。日本にはエゴノキなど2属5種が自生し、栽培もされる。またエゴノキ属の数種の樹皮からは香料の安息香がとれる。
wikipedia:エゴノキ科
撮影地:四国、寒風山トンネル~旧寒風山トンネル
寒風山トンネルまでの道路脇には、たくさんのウツギだけでなく、所々にイボタノキの花も咲いていました。
イボタノキは、イボタロウムシというカイガラムシがつき蝋物質を出す。それから精製された蝋は白蝋と呼ばれ、蝋燭原料やワックスとして使われている。
四国の石鎚山に近い瓶ヶ森林道に出かけました。西条市から瓶ヶ森林道の入り口である旧寒風山トンネルまでの間には、たくさんのウツギが咲いていました。ところどころにハコネウツギやヤブウツギも咲いています。
写真のトンネルは寒風山トンネルといい全長5432m、無料の国道トンネルとしては日本最長です。このトンネルの標高は527m、さらにその脇から標高差にして約600m上の旧寒風山トンネルへと山道を上ります。
6月12日(土曜)に、大柿花山で「蕎麦と山菜」を食べる会が開かれます。特に、ここの蕎麦は抜群にうまいので、蕎麦好きの方は参加してみるのも良いかもしれません。但し人数に限りがあります、興味のある方は事前に問い合わせてください。
また、この季節は大柿花山の近くの川で蛍が舞います。時間に余裕のある方は、さらに日が暮れるまで待ってこの蛍も見るというのもいかがでしょう。
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日時:6月12日(土曜) 12:00から
会費:1500円(グリーン会員は1200円)
栃木植物園 大柿花山 Tel 0282-92-0871
大柿花山 大出直通 090-5513-5813
タチドコロは雌雄異株、株によって雄株と雌株があります。
タチドコロの雄株
タチドコロの雌株、雌花
久々に良い天気に恵まれ、雲ひとつない青空です。
気温がそう高くなかったこともあり快適に山歩きが出来ました。
ウツギ、ネジキ、ナツハゼ、など
ネジキ(捩木) が白い花が咲かせていました。花はドウダンツツジにも似ているところなど、やはり「ツツジ科」の植物です。
「ツツジ科」の植物だけに
葉にはリオニトキシンという毒がふくまれており、動物からの食害を受けない。
この毛の生えた丸いものはいったい何かと思ったら、 ヒメコウゾ(姫楮)の雌花が咲いたあとの果実のようです。
果実は集合果で直径1cmほどの球形、初夏に橙色~赤色に熟す。クワと違って熟しても黒くはならない。甘いが、花柱が残るためざらつき、あまり美味しくない。クワの実のような果樹としての価値はない。
植物の生態散歩 / ヒメコウゾ(姫楮)
薄いピンク色のヤマボウシが光に透けて綺麗でした。
コアジサイは花の色が淡い紫色から白まであるとされていますが、野草園の東の斜面にほとんど白に見えるコアジサイがありました。
以下は、比較用の淡い紫色のコアジサイ。コアジサイは園内全体にありますが、その多くがこの淡い紫色でした。
野草園の東の斜面などでサラサウツギが咲き始めました。園芸種かと思うくらいの美しい花ながら自生もあるようです。
花びらの外側がピンクで内側が白の八重咲きのウツギ。この色あいが更紗模様に見えることから、 サラサドウダン や ベニサラサドウダン と同じ名前が付く。多くが園芸種として流通しているが シロバナヤエウツギ と同じく自生もあるとのこと