ここ栃木でもこのところ全く雨が降りません。一雨降れば彼岸花の開花も進むのでしょうが、現在はぽつりぽつりです。そんな中、鮮やかな桃色の花を咲かせる品種「山の根ロゼ」が咲いていました。
- 彼岸花、山の根ロゼ
- 彼岸花、山の根ロゼ
- 彼岸花、山の根ロゼ
- 彼岸花、山の根ロゼ
ここ栃木でもこのところ全く雨が降りません。一雨降れば彼岸花の開花も進むのでしょうが、現在はぽつりぽつりです。そんな中、鮮やかな桃色の花を咲かせる品種「山の根ロゼ」が咲いていました。
マメ科の黄色い花で、写真で見るとノササゲ に似てないこともないのですが、大型で全体的な雰囲気も違います。調べたところこれは トキリマメ(吐切豆)のようです。ノササゲの鞘は熟すと紫色ですが、トキリマメの鞘は熟すと赤になる。
タンキリマメ(痰切豆)に良く似ている。別名 オオバタンキリマメ
ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)が花をつけていました。
図鑑ではヒヨドリジョウゴは白い花を咲かせるとなっていますが、白い花のすぐ近くには、写真のように紫色の花をつけている株もありました。
似た花:マルバノホロシ、ヤマホロシ。
花弁の幅が少し広くクリーム色の彼岸花、パラダイスが咲きました。
現在ではすっかり雑草として扱われていますが、古来から繊維をとるために栽培されてきたのがこのカラムシ(茎蒸) 。戦時中は同じイラクサの仲間のアカソ(赤麻)やヤブマオ(藪苧麻)などと共に、繊維をとるために利用されたと聞いています。
別の表記: カラムシ(苧麻)
カラは茎・幹。殻に通じる。ムシは、茎の外皮からとった繊維。古く、茎皮をそいで繊維をとったところから、本草をカラムシという。繊維をよって糸としたものがオ(苧)。それで本草にマオ(真苧)の名がある。
カラムシ 和泉晃一080610080625
関連する植物: コアカソ(小赤麻)、 メヤブマオ(雌藪苧麻)
何の実かと思っていましたが…、ヘクソカズラ(屁糞蔓)の果実のようです。よく見るとなかなか美しいもの。
秋空に、萩が園内のあちこちで咲いています。大柿花山に自生する萩の中では、この白地に赤の絞り模様のハギが一番多いそうです。調べてみると似た花は多いのですが、立地から考えても「ニッコウシラハギ」ではないかと思われます。さて・・・。
ツクシハギ〈筑紫萩/別名: ニッコウシラハギ〉
花はキハギ(木萩)に似ています、また「江戸絞り萩」で流通している萩の花にも似ています。
比較的濃いピンク色の萩の花、ヤマハギ(山萩)で良いのだろうか、・・・自信はない。
大柿花山の リコリス コレクション、光源氏が咲きました。この淡い黄色(クリームイエロー)のヒガンバナも早咲き品種です。
光GENJIではありません。ついでに嵐や関ジャニなどという品種もおそらくない・・・。
光源氏のそばには、リコリス・ジュリエット が咲いていました。色はサーモンピンク。
濃いピンクの花弁の先端に青紫が入るヒガンバナ「ウエキ1号」です。
このウェブサイトでは写真撮影日を記入していませんが、原則、公開日の前後2日以内に撮影したもので、多くは前日か当日です。各、リコリス コレクションの開花期間はそれほど長くないため、見たい品種が会った場合は早めに問い合わせてください。尚、現在温室で「ヒガンバナの苗」も販売されています。
これはご存知ですね、ヤマノイモ(山芋)の雄株についていた「むかご」。むかごは、雄株にもつくことからもわかるように、これはタネではなく、ヤマノイモ自体のクローンです。
食べられます。むかごご飯の季節でございますね~。