以前、カラスウリ(烏瓜) を掲載しましたから、スズメウリ(雀瓜)を無視するわけにもいかないでしょう。この葉と、この蔓の感じだとたぶん「ウリ科」で、この花なら「スズメウリ」ですねと、あっさり決めましたが、ホントに雀瓜で良いんですよね・・。
もちろん、たまたま残っていただけで、カラスウリ(烏瓜)と同様に除草対象です。
以前、カラスウリ(烏瓜) を掲載しましたから、スズメウリ(雀瓜)を無視するわけにもいかないでしょう。この葉と、この蔓の感じだとたぶん「ウリ科」で、この花なら「スズメウリ」ですねと、あっさり決めましたが、ホントに雀瓜で良いんですよね・・。
もちろん、たまたま残っていただけで、カラスウリ(烏瓜)と同様に除草対象です。
古来の「彼岸花」が開花間近
これは山草園付近の斜面の写真です。古来から日本にある「真っ赤な彼岸花」の花芽が雨後のタケノコのごとく出てきました。今週末か、ちょうど彼岸の入り(今月20日)頃には開花の見込みです。
大柿花山のコース2~4、そして5番にかけての彼岸花コレクションのエリアには、園芸種のリコリス(彼岸花)のうち早咲きの種類が次々に咲いていますが、今日の雨で花芽が伸びが加速しそうです。この真っ赤な彼岸花は園芸種のリコリスの1つです。
このクリーム色の花を咲かせているヒガンバナの名前は、リコリス・エトランゼ。
野草園で自生のツリガネニンジン(釣り鐘人参)が咲いています。ツリガネニンジンもこの時期が見頃かもしれません。花の色は薄い紫から濃いものまで株ごとにいろいろあり、可愛らしい花を咲かせていました。
ヤマジノホトトギス(山路杜鵑草)が山のあちこちに咲いていました。花はヤマホトトギスに似ていますが、花弁がヤマホトトギスほど反り返りません。 ヤマジノホトトギスは、この山には多く自生しているようで、8月初旬に掲載しましたが、今の時期のほうが数多く咲いていました。少し薄暗い場所を探してみてください。
似た花:ホトトギス、ヤマホトトギス、セトウチホトトギス、サツマホトトギス、イワホトトギス、タイワンホトトギスなど
ミズヒキ(水引)の白花種がこのギンミズヒキ(銀水引)。赤花の水引に比べると存在感が薄い気もしますが、ミズヒキ、ギンミズヒキが揃えば紅白となり「おめでたい庭」が誕生する。
10月14日追加
赤い実のような蕾をつけているのは ミズヒキ(水引)です。開花すると紅白の花になることを今回初めて知りました。ミズヒキも野草園近辺に多くあります。
大柿花山の大出さんに、これが「ネナシカズラ」だと教えていただきました。しかし目の前にあるのは「蕾のような物があるだけの蔓」で、葉もナシのカズラなのです。とりあえず撮影しましたが自分でも何を撮っているのかよくわかりません。
調べてみると、ネナシカズラは、まわりにある植物にからみつき寄生根でしがみついて栄養を吸収するとあり、光合成もしない寄生植物ですから葉がないのも当然でした。
ネナシカズラで検索をかけると関連キーワードに、 ネナシカズラ 防除、駆除 が出てきますから嫌われているようです、特に帰化植物のアメリカネナシカズラは要注意外来生物リスト:植物(一覧)に掲載されています。
ネナシカズラ科
ヌスビトハギ(盗人萩)がサヤをつけていました。ヌスビトハギ(盗人萩)の名は種を包む「鞘」の形に由来すると言われます。昔の盗人は足音を消すため、足裏の外側だけを地面に着けて歩いたとされ、その時の足跡にこの「さや」が似ているから「盗人萩」となったようですが、本当だろうか・・・。
花山の四季において掲載している写真は、撮影した写真の一部で残りの多くは使えません。その一部をを紹介しましょう。
左からネジバナ、しかし写真が1枚しかないのでボツ。別のアングルの写真を何枚か撮っておくべきでした。次はイノコヅチ、きれいに見えなくもないが、使うほどでもない。
最初はツリガネニンジンですが、花がしおれています。次の植物はオクモミジハグマ、しかしまだ花が開いていないません。いずれも撮影時期が悪かったようです。
さらにボツ写真は続く・・・。
ヤマボウシの実が熟し赤くなっていました。(9/12撮影)
2枚目の写真は、まだ熟す前の写真ですが別のヤマボウシのものです(9/1撮影)
食べてみると、少し甘い果汁でしたが、そのままではそれほど旨いというわけでは・・・。
リコリス・フラベスケンスは淡い黄色の花を咲かせています。
別名:再会