冬のスケッチ 2010.12.23
花山の四季
3つ一組の真っ白な種が印象的なナンキンハゼの実。
スズメウリ(雀瓜)の可愛らしい実が冬の冷たい風に揺れていました。
冬空の青に鮮やかな赤い実をつけているのは カラスウリ(烏瓜)ですね。
アセビと同様に、ミツマタ(三椏)も寒さ厳しいこの時期から開花の準備を進めているようです。
早春に咲く花々はこの時期から準備が進んでいるようで、ベニバナアセビ(紅花馬酔木)のつぼみが大きく膨らんでいました。
椿が咲き始めているこの時期に、夏に花をつける夏椿がどうなっているかというと、このような茶色の実をつけていました。
ヒイラギナンテンが黄色い花をつけていました。ヒイラギナンテンには園芸種が多くあり、これが園芸種かどうかの調べがついていません。ヒイラギナンテンの仲間と書くのが正しいですね。
とても面白い野菜をいただいたので紹介します、カリフラワーのように茹でて食べられるのですが、食べるのが惜しいくらいに美しい。
「部分と全体が自己相似である」というフラクタル図形そのもものような野菜で、植物の分類上はカリフラワーの一種ですがブロッコリー・ロマネスコと呼ばれているようです。
冬の澄んだ空に、美しい紫色のマメ科の鞘がゆれていました。これは、夏に黄色い花を咲かせていたノササゲの鞘、鞘がはじけて黒い実をのぞかせているものもありました。
ブルーベリーの葉が赤く色づいていました。ちようどドウダンツツジを思わせるような色で、これを見てもブルーベリーはツツジ科だったのだなと納得させられます。
すっかりと冬の景色となった大柿花山。山を歩いてみると、意外にも色鮮やか。