キンギョの尾のような面白い形の葉が特徴のキンギョバツバキ(錦魚葉椿)。雪が積もっていました。
私はつい「キンギョツバキ」と呼んでしまいます。
キンギョの尾のような面白い形の葉が特徴のキンギョバツバキ(錦魚葉椿)。雪が積もっていました。
私はつい「キンギョツバキ」と呼んでしまいます。
蝋梅や椿の花にも雪がつもり、大柿花山は一面の雪景色となっていました。
杉林の中に立っていたら、杉の葉についた雪が風に舞い、日の光を浴びてキラキラと輝くという、とても美しい光景に出会いました。
大柿花山は一面の雪景色。同じ雪景色でも撮影者が違うと、どうなるか・・・。
気がつけば・・・紅梅(コウバイ)が咲き始めていました。
秋につけた赤い実をそのまま残しているのは・・・ヤブコウジでしょう。小さい実でも冬景色の中では目立つ存在のようです。
別名:ジュウリョウ(十両)
ロウバイは遠目には黄色の花ですが、近くで見ると花弁の色や形に違いがあることに気付きます。さらに花の中心部が赤紫のものと、花の中心部まで同じ色のソシンロウバイ(素心蝋梅)と呼ばれるものがあります。
花弁が長く、花の中心部まで鮮やかな黄色の蝋梅
ふっくらとした花弁でやや淡い黄色の蝋梅。中心部の赤紫も薄い色
これは、ぼってりとした形の花弁で、花の中心部まで鮮やかな黄色
このロウバイ(蝋梅)は、花弁がクリーム色で花の中心部が赤紫の品種。蝋梅にも多くの種類があり、ここ大柿花山にも10種類以上の蝋梅があり、山のあちこちで見ることができます。
赤い芽が印象的なアブラツツジ(油躑躅)。
さらに、幹も芽も赤い木は、ネジキ。
冬空の逆光の中で、淡く輝くような花が美しい。
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
写真は12月23日撮影の蝋梅。
これは花の中心部まで黄色のソシンロウバイ(素心蝋梅)です。花の少ないこの時期に咲く黄色い蝋梅の花がひときわ鮮やかに冬の山を飾っています。
西洋料理で黄色の色をつけるにはサフランが使われますが、主に日本料理で、より黄色の色を鮮やかに仕上げたい時に使われるのがこのクチナシ(乾燥させたクチナシの果実)です。おせち料理などで使われる栗きんとんなどの色が鮮やかなのは、こういうわけです。