花山の四季

みかも山公園、かたくりの園の沢水が流れるところにネコノメソウがありました。

ネコノメソウの仲間は多く、一見しただけではわかりにくい。

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岩舟「みかも山公園」のカワヅザクラが咲いていました。ソメイヨシノより一足早く本格的な春の訪れを感じさせてくれました。


カタクリの脇にはニリンソウの葉が伸びてきていましたが、蕾はまだのようです。そんな中、陽だまりの数株だけ先に花を咲かせているニリンソウがありました。

アセビ(馬酔木)が咲いていました。2月下旬から咲いているアセビですが、3月下旬の今でも美しく咲いていました。

みかも山公園は栃木県の県営の施設で、佐野市の隣の岩舟町にあります。
Google map:みかも山公園

アズマイチゲ(東一華)

野草園のアズマイチゲが見事に咲きそろっていました。

アズマイチゲは光が射していないと花が開きません。写真撮影なら野草園に陽が良くあたる、晴れた日の午前中をお勧めします。

ユキワリソウ(雪割草)

野草園には一面にアズマイチゲが咲いていますが、その所々にユキワリソウ(雪割草)も咲いています。ユキワリソウはいろいろな品種があり、とてもカラフルです。

ユキワリソウの花弁は6枚か、7枚以上あります。
別名:オオミスミソウ

ショウジョウバカマ(猩々袴)

野草園やトレッキングコースの所々にショウジョウバカマ(猩々袴)が咲いています。

猩々袴の名前の由来は?

名前は、花が赤いのを猩々(中国の伝説上の動物のこと)になぞらえ、根生葉の重なりが袴に似ていることから名付けられたとされる。
wikipedia/ショウジョウバカマ

ヒュウガミズキ(日向水木)

トサミズキより花の房が小さく可愛らしいのがヒュウガミズキ。分布は本州日本海側(岐阜、石川、福井、京都、兵庫)と高知。

ヒュウガミズキは、日向の国(宮崎)にもわずかに自生するとされるが、そこからヒュウガと名付けられたわけではない。また、別名イヨミズキとも呼ばれるが、伊予の国(愛媛)には自生していないとされる。
別名:イヨミズキ

トサミズキ(土佐水木)

トサミズキが見頃になっています。「トサ」は四国の土佐のことで高知県の原産。黄色の花に赤い葯が目立っています。しかし、ミズキと名前が付いていながらミズキ科ではなく「マンサク科の落葉低木」というのが意外なところ。

似た花:ヒュウガミズキ(イヨミズキ)

サンシュユ(山茱萸)

鮮やかな黄色の花、サンシュユが咲き出しました。

ダンコウバイ(壇香梅)

遠目にはサンシュユの花に見えたのですが、近くでみるとフレッシュなレモンのような黄緑がかった黄色の花で、サンシュユのそれとは違います。確認してみるとダンコウバイ(壇香梅)のようです。

似た花:クロモジ、アブラチャン(油瀝青)

クロヒナスゲ(黒雛菅)

クロヒナスゲは、栃木では珍しくないとされていますが、全国的には北関東と中部地方の一部、そして四国に分布するという珍しい植物のようです。これがクロヒナスゲだとすれば、ここ大柿花山では山全体に見られます。



クロヒナスゲは資料が少なく似た種類との判別に自信がありません。写真がすべてクロヒナスゲかどうか・・・そもそもこれがクロヒナスゲなのかどうかも、まだ未確認。

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ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)

淡い赤紫の花を咲かせているのがヒメオドリコソウ(姫踊り子草)で、ヨーロッパ原産の帰化植物。写真にはオオイヌフグリや黄色い花のノボロギクも写っていますが、面白いことにこれらもヨーロッパ原産。白の花はハコベです。

ヒメオドリコソウは明治中期には東京で確認され、オオイヌフグリとノボロギクは明治初期に帰化したとされています。

キバナセツブンソウ(黄花節分草)

野草園に見慣れない黄色の花が1輪咲いていました。実はこれ、地中海東部原産のキバナセツブンソウです。大柿花山によれば昔、試験的に植えたもの、とのことでした。

別名:ヨウシュセツブンソウ、セイヨウセツブンソウ

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