青紫の花でヒイラギソウにも似ていますが、もっと小型でおそらくシソ科と思える花がコースのあちこちにあります。調べてみるとキランソウのようです。
別名:ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)
青紫の花でヒイラギソウにも似ていますが、もっと小型でおそらくシソ科と思える花がコースのあちこちにあります。調べてみるとキランソウのようです。
別名:ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)
少し薄暗い環境の中で、 ヒイラギソウ(柊草)が青紫の花を咲かせていました 。
ニシキギやハナイカダの地味な花を見た後に、この写真を撮ったのですが・・。思わずこれが茶色の花と思ってしまい、これがマンサク(満作)の木だとなかなか気づきませんでした。
花が終わってしばらくたったあとのマンサクの姿。
ツリバナの少し先にハナイカダの花も咲いています。葉の上に直接花をつけるのがハナイカダの面白いところ。ただし、とても小さな花なので・・・花のあとにつける実のほうがインパクトがあるかもしれません。
ハナイカダは6-1から7に行く途中の杉林の中の右側
6番付近の杉林の中にツリバナが咲いていました。ツリバナ(吊花)は、名前通り花が枝から吊り下がって咲くのが特徴。
似た植物:マユミ
マユミの花は緑色でツリバナほど吊り下がりません。
ニシキギ(錦木)は翼のついた特徴ある幹や紅葉が印象的で、どんな花がつくのか知らないのが普通かもしれません。ニシキギが初夏の空に緑の小さな花をつけていました。
このニシキギは「西ハウス」近辺のもの。また、この時期には、同じニシキギ科のツリバナも花をつけています、6番付近の杉林の中を見てみましょう。
タチシオデが球状の花を咲かせていました。タチシオデは雌雄異株で、この花が雄株の雄花。
そして、こちらは雌株の雌花。
チョウジ の花に似ているので丁字草、青の色合いがとても美しい。しかし、野生の姿を見ることはほとんどないようです。
大柿花山のチョウジソウは、在来種ではなく、おそらく北米原産の「ホソバチョウジソウ」と思われます。
木のところどころに大きな花を咲かせているのは、ホオノキ(朴の木)です。どこからともなく甘い香りが流れてきたら、このホウの花の香りかもしれません。
まだ咲きかけのヤマボウシの花。花とは言っても花びらに見える部分はガクで、淡い緑色をしています。完全に展開うすると白に変化し、遠くからでも「ヤマボウシ」とわかるようになります。
この季節、木全体に白い花をつけ、遠くからでも目立っているのはおそらくミズキ(水木)でしょう。ここ大柿花山にも大きなミズキの木が何本かあります。
花と葉だけを見ると、一見ミヤマガマズミにも見えないこともないのですが、少し離れてみると層状に白い花がつくミズキとは花の付き方が全く違うことがわかります。
カマツカがないかと探していたら、カマツカはまだ見つかっていないのですが、16番付近に、たくさんの白い花が咲いている大きな木がありました。調べてみると「アズキナシ」のようです。
アズキナシは5月初旬から咲き初めていました。秋になると赤い実がつきますが、その実が小豆くらいの大きさで、ナシのように斑点があることから「アズキナシ」。また、葉の側脈が等間隔でハカリのようなので、別名「ハカリメの木」と言われているようです。
アズキナシ(小豆梨)は、バラ科ナナカマド属