野草園にあるクマシデ(熊四手)が、ホップのような形の実をぶら下げていました。
似た植物:イヌシデ
野草園にあるクマシデ(熊四手)が、ホップのような形の実をぶら下げていました。
似た植物:イヌシデ
野草園の采配蘭が蕾をつけていました。この褐色のものが蕾なのですが・・・とても「つぼみ」には見えません。
その4日後、花を咲かせていました。(5月31日)
この毛の生えた丸いものは、ヒメコウゾ(姫楮)の雌花です。
オレンジ色の木苺が塾していました。葉の形がモミジに似ているので、モミジイチゴ(紅葉苺)でしょう。
食べられます。少し甘みがあり美味しい。
バラ科キイチゴ属
キリ(桐)が淡い紫色の花をつけていました。桐は成長が早く、この花を近くで見ることが少ないので、どんな花だったか記憶が曖昧でした。
レンズを通してみると美しく立派な花、家紋に使われるのもなるほどと、うなずかされます。
大柿花山の庭石に張り付いている黄色い花は、ツルマンネングサ(蔓万年草 )でしょう。
赤味を帯びたつる性の茎。葉は扁平で先がとがり普通3輪生する。
ベンケイソウ科 マンネングサ属
スイカズラ科の主宰とも言うべき「スイカズラ」が花をつけ始めました。どうして白い手袋のような面白い形の花にしたのか、スイカズラ自身に聞いてみたいものです。
翌日、 スイカズラの花はこのように黄色に変わっていました。この黄色と白が混じって咲いているのを金と銀に見立て、キンギンカ(金銀花)という美しい別名も持っています。(5月28日追記)
別名:キンギンカ(金銀花)、ニンドウ(忍冬)
遠目には新芽か赤い花でもつけているのかと思いましたが、大柿花山に確認したところ「アオダモ」だそうです。
アオダモは初夏の風を受け揺れていました。赤い色はアオダモの翼果で、ウリカエデの翼果の色にも似ています。
鮮やかなカエデの翼果。葉の形から「ウリカエデ」のようです。
ヤマボウシ(山法師)が見頃です。大柿花山の山頂付近のコースから下を見下ろすと、たくさんのヤマボウシ(山法師)が真っ白な花をつけていました。
この時期、木全体に真っ白な花を咲かせているのは、ヤマボウシを除けば・・おそらくエゴノキ。今、エゴノキの花が満開になっています。
大柿花山には大きな エゴノキが何本もありますが、意外にも気づきにくいようです。地面にこんな白い花が散っていたら、見上げてみましょう。真上にたくさんのエゴノキの花が咲いているに違いありません。
コアジサイ(小紫陽花)が咲き始めました。繊細な花を楽しむこともできますが、それよりもコアジサイはその匂いが素晴しい。
コースを歩いていると、爽やかな香りがしますがコアジサイでしょう、数メートル先からでもわかります。まもなくヤマアジサイも咲き始めます。