野草園には一面にアズマイチゲが咲いていますが、その所々にユキワリソウ(雪割草)も咲いています。ユキワリソウはいろいろな品種があり、とてもカラフルです。
ユキワリソウの花弁は6枚か、7枚以上あります。
別名:オオミスミソウ
野草園には一面にアズマイチゲが咲いていますが、その所々にユキワリソウ(雪割草)も咲いています。ユキワリソウはいろいろな品種があり、とてもカラフルです。
ユキワリソウの花弁は6枚か、7枚以上あります。
別名:オオミスミソウ
野草園やトレッキングコースの所々にショウジョウバカマ(猩々袴)が咲いています。
猩々袴の名前の由来は?
名前は、花が赤いのを猩々(中国の伝説上の動物のこと)になぞらえ、根生葉の重なりが袴に似ていることから名付けられたとされる。
wikipedia/ショウジョウバカマ
トサミズキより花の房が小さく可愛らしいのがヒュウガミズキ。分布は本州日本海側(岐阜、石川、福井、京都、兵庫)と高知。
ヒュウガミズキは、日向の国(宮崎)にもわずかに自生するとされるが、そこからヒュウガと名付けられたわけではない。また、別名イヨミズキとも呼ばれるが、伊予の国(愛媛)には自生していないとされる。
別名:イヨミズキ
トサミズキが見頃になっています。「トサ」は四国の土佐のことで高知県の原産。黄色の花に赤い葯が目立っています。しかし、ミズキと名前が付いていながらミズキ科ではなく「マンサク科の落葉低木」というのが意外なところ。
似た花:ヒュウガミズキ(イヨミズキ)
鮮やかな黄色の花、サンシュユが咲き出しました。
遠目にはサンシュユの花に見えたのですが、近くでみるとフレッシュなレモンのような黄緑がかった黄色の花で、サンシュユのそれとは違います。確認してみるとダンコウバイ(壇香梅)のようです。
似た花:クロモジ、アブラチャン(油瀝青)
クロヒナスゲは、栃木では珍しくないとされていますが、全国的には北関東と中部地方の一部、そして四国に分布するという珍しい植物のようです。これがクロヒナスゲだとすれば、ここ大柿花山では山全体に見られます。
クロヒナスゲは資料が少なく似た種類との判別に自信がありません。写真がすべてクロヒナスゲかどうか・・・そもそもこれがクロヒナスゲなのかどうかも、まだ未確認。
淡い赤紫の花を咲かせているのがヒメオドリコソウ(姫踊り子草)で、ヨーロッパ原産の帰化植物。写真にはオオイヌフグリや黄色い花のノボロギクも写っていますが、面白いことにこれらもヨーロッパ原産。白の花はハコベです。
ヒメオドリコソウは明治中期には東京で確認され、オオイヌフグリとノボロギクは明治初期に帰化したとされています。
野草園に見慣れない黄色の花が1輪咲いていました。実はこれ、地中海東部原産のキバナセツブンソウです。大柿花山によれば昔、試験的に植えたもの、とのことでした。
別名:ヨウシュセツブンソウ、セイヨウセツブンソウ
さすがに春、一気に色々な花が咲き出しています。
春に咲く欄といえば、シュンラン(春欄)
野草園のクロッカスが咲き揃いました。子供の頃かお馴染みの花ですが、改めて見てみると結構可愛らしい花です。
和名:ハナサフラン
ミツマタ(三椏)がまもなく咲きそうです。このミツマタは足湯ガーデンにあるベニバナ ミツマタ。