野草園入り口に鮮やかな黄色の満作(マンサク)が咲いています。昨年調べた範囲では「ハマメリス・インターメディア アーノルド・プロミス」だと思われますが・・。 この山に自生する満作が咲くのはまだ先です。
春
2012年3月8日
マンサク(満作)
花が咲いている時期でも、去年の枯葉が枝に残っているのはシナマンサク(支那満作)でしょう。
ベニバナマンサク、またはアカバナマンサクと呼ばれる赤い満作。 このマンサクも日本に自生する種類ではなくアメリカ産のハヤザキマンサク(早咲き満作)の変種と思われます。
別名: ベニバナマンサク
野草園に、とても可愛らしいスノードロップが咲いていました。草丈10cmほどしかない小さな株です。
一見この花のイメージに似ている植物があります。草丈がもっと高く白の花びらの先端に緑色の点があるのは、スノーフレークですね。
アセビの中でも美しい紅色の花をつける・・ベニバナアセビ(紅花馬酔木)が咲きはじめました。
ピンク色の美しい椿が咲いていました。
多くのツバキが咲き始めました。これは椿とサザンカの交配種である笑顔、その絞りが入った品種の「絞り笑顔」。
2011年4月30日
シラー・カンパニュラータ
コース脇にシラー・カンパニュラータが咲き始めました。
シラー
園芸流通名「シラー」として売られていることもあります。植物の名前としては、シラー・カンパニュラータあるいはシラー・ヒスパニカ、さらに釣鐘水仙、スパニッシュ・ブルーベルとも呼ばれるようです。
コース脇のシラー・カンパニュラータに混じって、同じ釣鐘型ながら少し違う雰囲気の白花が咲いています。調べてみるとアリウム・トリケトラムのようです。
チゴユリが咲き始めました。チゴユリの花は下向きに咲くので、レンズを下から近づけてみました。
ミヤマガマズミ(深山莢迷)が花を咲かせていました。
ミヤマガマズミ
ガマズミと比べると、葉の先端が鋭く尖っていて、葉の形は葉先に近い方に最大幅の箇所があること(下ぶくれ)で判別できる。また、この時期にはまだ「ガマズミ」は咲いていません。
オトコヨウゾメ(男莢迷)が咲き始めました。まるで水彩で描かれた花のように、花の形が整っていないところが味わい深い。ガマズミの仲間ではこの花が一番ユーモラスではないかと思います。
スイカズラ科 ガマズミ属