2012年4月15日

大柿花山 2012.04.15

良い天気に恵まれた今日、花いっぱいの大柿花山を、コースの一番奥から振り返るようにして眺めてみました。このスケール感が伝わるでしょうか・・・

週末の見頃情報(2012年4月)
4月14~15日:大柿花山の山桜が満開、桃も見頃です。花いっぱいの山がここに。
4月21~22日:桃が満開に、山桜の散る花びらの下に、黄花キバナカタクリが咲き始めます。
4月28~29日:キバナカタクリ、エンレイソウ、シャクナゲなどが咲き、華やかな野草園に

ヒトリシズカ(一人静)

温室脇で可愛らしい花を咲かせていたのはヒトリシズカ(一人静)です。

シラネアオイ(白根葵)

ヒガンバナの谷の上の傾斜地で、ひっそりとシラネアオイ(白根葵)が咲いていました。

リョウブ(令法)

リョウブ(令法)が新芽を出していました。

リョウブ(令法):リョウブ科

リョウブ(令法)の若芽は「リョウブ飯」として食べられるらしい・・そこで大柿花山に協力していただきリョウブの若芽を摘み「りょうぶめし」を試すことに。

さっとリョウブの若芽をゆがきアク抜きし、それを刻んで炊きたてのご飯に混ぜれば出来上がり。今回はご飯を昆布出汁で炊いて少しの塩とリョウブを混ぜて完成させました。若芽の緑が美味しそうで春にふさわしいご飯・・・しかし、それほど香りがあるわけでもなく、くせもないのだが「味はいまひとつ」でした。もう少し研究が必要かもしれない。

リョウブはまず、塩を一つまみ入れたお湯でゆがいたあと、水にさらしてアク抜きをします。それをきざんで塩とともに炊けたご飯に混ぜ込んで、しばらく蒸らしたら完成。
豆狸の狩猟・採集的生活のススメ:リョウブ

2012年4月14日

雨の花山 2012.04.14

あいにくの雨ですが山はこんなに鮮やかでした。明日は良い天気になりそうです。椿、桜、レンギョウ、モクレンともに満開、桃のピンクや赤も目立ってきました。花いっぱいの山を見るなら今週がお勧めです。

写真提供:大柿花山 大出

野草園のキバナカタクリは、写真のように蕾が大きくなってきましたが、咲くのはもう少し先のようです。

コース5番近くで咲いている赤紫のモクレン属の花はマグノリア・アレキサンドリア。

花は内側が白、外側が濃い赤紫。

コース中にしな垂れた枝に「白い斑入りの赤花」をたくさんつけている椿がありますが、これは孔雀椿(クジャクツバキ)です。

  

2012年4月12日

大柿花山 2012.04.12

良い天気に恵まれた今日、大柿花山を歩いてみました。入り口のソメイヨシノは7分咲きくらいになり、多くのハナモモ(花桃)も咲き始めました。土曜日の天候が心配ですが、今週末は椿に加え、レンギョウの黄色、そして桃や桜でピンク色に染まった山が楽しめそうです。

ニュースでは宇都宮のソメイヨシノが、咲き始めてから4日で、今日満開になった伝えていました。栃木市のソメイヨシノもほぼ満開と考えて良さそうです。

ソメイヨシノは種子では増えないので、すべて接木などで増やしたものだそう。そしてすべてのソメイヨシノは元をたどればかなり限られた数の原木につながり、すべてのソメイヨシノがそれらのクローンともいえるのだそうだ。

ソメイヨシノはエドヒガン系列の桜とオオシマザクラの雑種が起源である可能性が高い。「吉野桜」と表記する場合もある。
wikipedia/ソメイヨシノ

大柿花山のあちこちでハクモクレン(白木蓮)が満開になっていました。雨や寒さに弱いので、美しい姿が楽しめる期間はそう多くないようです。

エドヒガン桜が満開になっていました。大柿花山にはヤマザクラの大木も何本かありますが、ヤマザクラはまだ咲き始めたばかりです。

ソメイヨシノと違ってエドヒガンはヤマザクラと共に非常に長寿のサクラとされている。

ヤマザクラと共にサクラの中では非常に長寿の種であることが知られており、樹齢2000年を超えるといわれる神代桜や樹齢1500年を超える淡墨桜、樹齢1000年と言われる樽見の大桜、その他にも樹齢300年を越える石割桜などが有名である。
花が多く咲く特性から多くの品種の母種として使われている。また、ソメイヨシノの片親としても知られている。
エドヒガン – Wikipedia

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