開きかけた梅のような繊細な花弁が特徴のバイカイカリソウ。小さな花ですがきれいです。
- バイカイカリソウ
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- バイカイカリソウ
メギ科 イカリソウ属
開きかけた梅のような繊細な花弁が特徴のバイカイカリソウ。小さな花ですがきれいです。
メギ科 イカリソウ属
キバナカタクリ(黄花カタクリ)は野草園の斜面奥が見頃です。大柿花山では同じ時期に咲く他の花とのコンビネーションが美しく、ここではオオバナノエンレイソウの白花とキバナカタクリが混在しています。
ただし黄色いカタクリの花が楽しめるのは、この週末ごろ迄かもしれません。早めに咲き始めた手前のキバナカタクリはそろそろ咲き終わりです。
野草園にはカタクリ、エンレイソウ以外にも、ウグイスカグラ、ヤマオダマキ、テンナンショウの仲間、 ヤマシャクヤク、シラーなどが咲いていました。
なんともユーモラスな花を咲かせるが大柿花山の温室売店に並んでいました。高山植物のコマクサに良く似た花が楽しいですね。
別名:タイツリソウ(鯛釣り草)
全草に毒性(特に根茎と葉)があります。
野草園にクマガイソウ(熊谷草)が咲いていました。クマガイソウは数株しかありませんが、扇型の葉の上にちょこんとユーモラスな花をつけています。
クマガイソウはその花の形から「フグリバナ」、もしくはよりストレートに・・
別名:キン◯◯バナ、あるいはキツネノキン◯◯と呼ばれる地方もあるようです。
野草園のキバナカタクリの間や足湯の脇、そのほか園内あちこちで、オオバナノエンレイソウが元気よく咲いています。真っ白な3枚の花弁が印象的なこの大花の延齢草は、たぶん今がピークでしょう。
それほど珍しいわけではありませんが、野草園の奥の林の日陰などにチゴユリが群生しています。小さいので気付かず通り過ぎてしまうかもしれませんが、よく見てみると可愛らしい花を咲かせています。肉眼だと見えにくいので、レンズを通しているからこそ、こう見えるのかもしれません。
中心が菊の花のような小さな白花が山草園に咲いています。八重のニリンソウとも全く違うようだ。調べてみると八重咲のイチリンソウと紹介されている花にも似ていましたが・・・。ヤブイチゲ(藪一華)で良さそうです。
ヤエザキイチリンソウ(八重咲一輪草)
ヤエザキイチリンソウ(八重咲一輪草)
イチリンソウのオシベが変化したものだそうです。我が家の庭で長年咲き続けているものですが、園芸品種だと思い写すことがありませんでしたが、野草の図鑑で紹介されているのを発見、早速撮って載せることにしました。
雪餅草や浦島草と同じテンナンショウ属のムサシアブミです。なかなか葉が広がらなかったのですが、このところの良い天気で一気に成長しました。最初の写真が普通のムサシアブミ。2枚目以降は一回り小さな種類のムサシアブミですが、色合いの違う2つの種類が写真に写っています。最後の写真は大柿花山の温室にあるムサシアブミ。
ギボウシの仲間と思われる若葉が出てきました。おそらくオオバギボウシではないかと思います。
別名:ウルイ
昨日、大柿花山をよく訪れる方に「ハランの花が咲いている」という話をうかがい、見てみると・・・。なるほど、ハランにも花が咲いていました。大きさは硬貨程でシュウマイを一回り小さくしたような形、もう一方の写真はつぼみです。ただしこのハランは園の入り口脇にあったものなので、見ていただくための植物ではないのかもしれません。
散った桜の花びらを背にしたシラユキゲシ(白雪芥子)。現在、咲きそろいました。このシラユキゲシはケシ科の多年草で、花芽と葉がほぼいっしょに土から出て白い花を咲かせます。
シラユキゲシは中国原産の植物で日本には自生していません。
野草園で黄色の花をつけているキバナカタクリ(黄花カタクリ)が咲きそろい、見頃になりました。