キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)が咲き始めました。野草だけに背丈は軽く1メートルを超えますが、とても美しい花です。
キレンゲショウマの花期は長く9月頃まで順に花を咲かせます。
キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)が咲き始めました。野草だけに背丈は軽く1メートルを超えますが、とても美しい花です。
キレンゲショウマの花期は長く9月頃まで順に花を咲かせます。
この時期に咲く黄色の花はあまりなく、あそらくこの金糸梅の園芸種 ’ヒドコート’の黄色が目立つ存在でしょう。
地面近くで小さな黄花をつけているのはコナスビ。名の由来は”小さな実(果実)が茄子に似ていることから”だそう。
ハハコだっけ、チチコだっけといつもこんごらがってしまうのですが・・ハハコグサでしたね。
どこにでも、ごく普通に咲いているカタバミですが、これは在来種ではなく帰化植物のカタバミの「オッタチカタバミ」。
この山に自生するキンラン(金蘭)が咲いていました。数はそれほど多くありません、手を触れずそっと観察してください。見つけるのが遅くなり、すでに花のピークが過ぎていました。
キンラン(金蘭)は樹木の根に寄生しているようなもの
キンラン自生地では、キンランはコナラなどの樹木の根に共生する特定の菌根菌を介して生育に必要な養分を得ているようで、その条件下でないと生育できないようです。つまり、たとえ移植したとしても単独では生育出来ず、いずれ枯れ死させてしまうことになります。
トレッキングコースに「ニッコウキスゲ」が咲いていました。
ニッコウの名がつくものの日光の固有種というわけではない。和名はゼンテイカ(禅庭花)で、その別名がニッコウキスゲ。
この時期よく見かける黄色の花で、花弁が5枚なのがニガナ。ニガナ(苦菜)の名の通り葉や茎に苦味のある白い乳液が含まれている。
ニガナの変種で、花びらの数が7から9枚程度あるとされるのがハナニガナ。花びらの数以外はニガナにそっくりです。
ニガナの名がつく花をもうひとつ。ハナニガナよりもずっと花が大きいのがイワニガナ、葉の様子もまったく違います。
別名:ジシバリ
オニタビラコがあちこちで咲いていました。花の写真で見るとハナニガナに似てないこともないのですが、ハナニガナよりひとまわり小さく花弁が多い。また花のつき方も違います。
タビラコ(田平子)は通常「コオニタビラコ」と呼ばれます。このタビラコに似ていて、よりワイルドな雰囲気の植物がオニタビラコ。 そのオニタビラコに似ていて小型の植物がコオニタビラコ(小・鬼タビラコ)ということなのだが、何か納得できないような・・・。
この時期はヤブタビラコも良く見られます。
花はオニタビラコと良く似ていますが、オニタビラコのように茎が真っ直ぐに立ち上がらず斜めに伸びるのがヤブタビラコ。蕾のカタチやつき方も違います。
キク科 ヤブタビラコ属
まだ、ここでは掲載していませんがヤブタビラコはコオニタビラコに似ます。
ヤブタビラコとコオニタビラコはよく似ていますが、花弁(舌状花)の数が、コオニタビラコでは6~9枚と少ないのに対して、ヤブタビラコでは18枚から20枚と多いことで区別できます。
http://www.geocities.jp/tama9midorijii/ptop/kogop/koonitabirako.html