ツツジにはあっても、サツキにはこのようにはっきりとした黄色の花はない
山の頂上付近のトレッキングコース脇にキレンゲツツジが咲きました。レンゲツツジは赤から橙の濃淡、そして黄色までの花があります。このうち黄色のものだけを特にキレンゲツツジと呼びます。
- キレンゲツツジとレンゲツツジ
- 手前がレンゲツツジ、奥がキレンゲツツジ
- キレンゲツツジ
- キレンゲツツジ
- キレンゲツツジ
- レンゲツツジ
レンゲツツジは全木に毒性があり、毒成分はグラヤノトキシン。
ツツジにはあっても、サツキにはこのようにはっきりとした黄色の花はない
山の頂上付近のトレッキングコース脇にキレンゲツツジが咲きました。レンゲツツジは赤から橙の濃淡、そして黄色までの花があります。このうち黄色のものだけを特にキレンゲツツジと呼びます。
レンゲツツジは全木に毒性があり、毒成分はグラヤノトキシン。
野草園の脇にヤマオダマキ(山苧環)が咲きはじめました。このオダマキは青森に自生する野生種とのこと。
オダマキは毒成分プロトアネモニンを含むので、切り口から出る乳液が皮膚につくとかぶれることがある。
青森に自生する野生種として紹介したヤマオダマキ(山苧環)は淡いからし色の花弁ですが、このオダマキは白色の花弁なので種類が少し違うのかもしれません、この他にも花弁の色、背丈の違うオダマキがいくつかあります。
黄色い花をつけるイカリソウで、花は独特の形です。野草園付近に以前から咲いていましたが、小さな株が多いので気づかなかった方も多いかもしれません。イカリソウはそろそろ咲き終わります。
メギ科 イカリソウ属
この花はエニシダに似ているが何か違う。ハリエニシダ、ヒトツバエニシダでもないし・・・・と探していましたが、結局エニシダではなくムレスズメですね、たぶん。
野草園で黄色の花をつけているキバナカタクリ(黄花カタクリ)が咲きそろい、見頃になりました。
4月17日に咲き始めたキモクレンが、今日21日にはすっかり咲きそろっていました。淡い黄色の花が陽の光を透して輝き、とても美しく見えました。
野草園の黄花カタクリ(黄花片栗)は、いつもの年より開花が遅れています。現在ようやく3割くらいの株が黄色の花をつけました。咲き始めの初々しい姿を見ることができます。
シロバナカタクリ
さらに、よく見ると黄花カタクリに混じって、珍しい白花のカタクリも一輪咲いていました。
カタクリ
通常の紫の片栗もとても美しいのですが、この時期はピークを過ぎており、そろそろ咲き終わります。
最初はキモクレン。何気なく歩いているとハクモクレンかと思って気づかないかもしれませんが、良く見たら淡い黄色の美しい花が咲き始めていました。次は黄花のイカリソウ。園内に黄花イカリソウは少ないのですが、ひっそりと咲いていました。
次の写真はカエデ。カエデは淡い緑黄色の数ミリ程度の地味な花を咲かせていました。ただ、これは写真だから美しく見えるのかもしれません。次のボケも淡い緑黄色の花をつけている株ですが、これも結構きれいでした。
最後は「普通のヤマブキ」、当然ヤマブキ色です。しかし2枚の写真を比べると決定的な違いがありますが、わかるでしょうか? 実は葉の違いです。普通のヤマブキと黄葉のヤマブキがありました。
どれも見過ごしてしまいそうな僅かな違いです。普通の種類だと思っていると、あれれ、ということが時々あるので大柿花山は油断できません。
ミツマタ(三椏)の花が空にポンポンと浮かぶ感じの写真が撮りたかった。そこで、もう一度ミツマタの写真を撮ってみました。今年のミツマタの花はそろそろ終わりです。
園内には 黄色のミツマタ(三椏)が数本あり、一番大きなものがこのミツマタです。この時期にはちょうど咲きそろっていました。暗い背景の山にミツマタの黄色がとても美しく、毎年ミツマタの花を見るのを楽しみにしています。
ミツマタは、昔から和紙の原料の一つとして使われていた植物で、ミツマタの名の通り枝が3つ又になっているのがわかります。
足湯ガーデンには赤のミツマタがありますが園芸品種のベニバナ ミツマタ(紅花三椏)です。先日の寒さの影響か元気がありません。
トサミズキ(土佐水木)
トサミズキのトサは四国の土佐(高知県)を表し、土佐に自生しています。
ヒュウガミズキ(日向水木)
それなら、ヒュウガミズキのヒュウガは日向(宮崎)のことかと言うと、そうではない。
さらに、トサミズキ、ヒュウガミズキとも、「ミズキ」と名がつくもののミズキ科ではなく、マンサク科の花木。また、ヒュウガミズキは別名イヨミズキとも呼ばれます・・・。記憶が混乱しそうですね。