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2010年8月5日

女郎花(オミナエシ)

足湯ガーデンに咲いている女郎花(オミナエシ)です。どこにでも咲いていそうな花ですが、意外にもそれほどみかけません。黄花のオミナエシに対して白花のオトコエシ(男郎花)という植物もあるのが面白いですね。

キンミズヒキ(金水引)

見た通り黄花のトラノオ・・・ではなく、金水引(キンミズヒキ)でしょう。

キンミズヒキ(金水引)はバラ科で、ミズヒキ(水引)や ギンミズヒキ(銀水引)はタデ科のため、名前は似ていても近縁種ではありません。

ヤマハハコ(山母子)

ははこぐさ(母子草) は黄色の花ですが、これはヤマハハコ属の「ヤマハハコ」 。全体が白色の細い毛で覆われています。レンズ越しにみると、花のまわりの白がなかなか綺麗です。

調べてみると活用法がありました。開花期に採取して乾燥すると、ドライフラワーになり芳香があり楽しめるそうです、試してみると良いかもしれません。

ノササゲ(野大角豆)

ノササゲの黄色い花が咲いていました。しかしノササゲはこの花より「鞘」のほうが面白いかもしれません。熟すと鞘自体が美しい紫色になるとのことなので、季節が変わったら改めて探してみましょう。

つる性なので除草対象ですが、どこかに残しておいていただきたいですね。

2010年8月4日

マルバダケブキ (丸葉岳蕗)に似て・・・

野草園に咲いていた橙色の花。フキのような見た目でいかにも野草という雰囲気なのですが、なかなか名前が判明しませんでした。画像検索で辿り着いたのは・・。

リグラリア・デンタータ ‘ブリット・マリー・クロフォード’
マルバダケブキ (丸葉岳蕗)の仲間で葉が濃い赤紫の「リグラリア・デンタータ ‘ブリット・マリー・クロフォード’」ではないかと思われます。

草姿のイメージはツワブキ(キク科ファルフジウム=ツワブキ属)に似てますが、ツワブキとは属も違う別種の植物。葉の表は深緑~パープルブラウンがかった色合いで、葉裏も濃い赤紫色、初夏~秋に咲く山吹色の花とのコントラストも綺麗です。
マルバダケブキ(丸葉岳蕗) – ガーデナーの雑記帳

キク科メタカラコウ(リグラリア)属・耐寒性多年草

2010年7月14日

キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)

黄色でやや厚ぼったい花をつけるキレンゲショウマ(黄蓮華升麻)が咲き始めました。キレンゲショウマは四国山地、九州山地、紀伊半島を中心に分布するブナ林の林床や湿った岩上に生える多年草。この辺りではあまり見ることができない珍しい花です。

レンゲショウマとの関係は?
草姿がレンゲショウマに似ていることからこの名がありますが、キレンゲショウマはゆきのした科の植物。レンゲショウマはきんぽうげ科の植物なので近縁種ではありません。このレンゲショウマが咲くのを楽しみにしている方も多いでしょう。咲き始めたらここでお知らせします。

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2010年7月3日

金糸梅 ’ヒドコート’

ところどころにこの花が咲いていますが、なんの花だろうと調べてみると金糸梅の園芸種のようです。名前に梅がつきますが、梅の仲間ではありません。大輪金糸梅とも呼ばれるようですが、キンシバイに比べて花が大きく上向きに咲く。

2011/6/26 タイトルを金糸梅、ヒドコートに修正(太輪金糸梅と表記していましたが太輪は誤記。)

ヘメロカリス

いろいろな種類のヘメロカリスが咲いています。ヘメロカリスはニッコウキスゲなどと同じ仲間で一日花です。

ウツギの大木のように見える木の脇には、コツクバネウツギ(小衝羽根空木)が咲いていました。コツクバネウツギは白か黄色の花で、衝羽根が2枚程度であるのが特徴です。この時期はまさに空木の季節、ただし、ここは標高が高いので平地とは開花時期が違いますが・・・。

撮影地:四国、寒風山トンネル~旧寒風山トンネル

2010年5月27日

スイカズラ(吸葛)

スイカズラが甘い香りのする花をつけ始めました。しかしこのスイカズラ、甘い香りに誘われてか虫が寄ってくるので、巻き付かれた木が枯れてしまうことがあり、ここでは除去対象だそうです。

下の写真は黄花のスイカズラ・・・ではなく、上の写真の約2日後(5月29日)のもの。スイカズラは咲き始めは白で、その後黄色に色が変わります。

光を透過して輝くスイカズラ(6月1日)

2010年5月23日

黄色のさつき「黄龍(オウリュウ)」

これは、さつきとしては黄色にもっとも近いとされている品種「黄龍」。
ここ大柿花山大出氏の作出です。

2010年5月18日

キンラン(金蘭)

この山に自生するキンラン(金蘭)が咲いています。数株しかありません、手を触れずそっと観察しましょう。

キンラン(金蘭)は樹木の根に寄生しているようなもの

キンラン自生地では、キンランはコナラなどの樹木の根に共生する特定の菌根菌を介して生育に必要な養分を得ているようで、その条件下でないと生育できない。つまり、たとえ保護のために移植したとしても単独では生育出来ず、いずれ枯れ死させてしまうことになります。ここに限らず自生しているキンランは、その場所でないと生育できないところに、キンラン保護の難しさがあるようです。

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