クチナシが真っ白な花を咲かせていました。
日本料理では、黄色の色を鮮やかに仕上げたい時にクチナシの黄色の実が使われますが、この白い花からは想像できません。
- クチナシ
クチナシが真っ白な花を咲かせていました。
日本料理では、黄色の色を鮮やかに仕上げたい時にクチナシの黄色の実が使われますが、この白い花からは想像できません。
6月12日(土曜)に、大柿花山で「蕎麦と山菜」を食べる会が開かれます。特に、ここの蕎麦は抜群にうまいので、蕎麦好きの方は参加してみるのも良いかもしれません。但し人数に限りがあります、興味のある方は事前に問い合わせてください。
また、この季節は大柿花山の近くの川で蛍が舞います。時間に余裕のある方は、さらに日が暮れるまで待ってこの蛍も見るというのもいかがでしょう。
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日時:6月12日(土曜) 12:00から
会費:1500円(グリーン会員は1200円)
栃木植物園 大柿花山 Tel 0282-92-0871
大柿花山 大出直通 090-5513-5813
カラタネオガタマの木というのを初めて聞き、見てみると良い匂いのする花が咲いていました。調べてみるとバナナのような匂いとのことでしたが、そうだったかどうか覚えていません。あとで確認してみます。ただし、この写真はコース中の木ではなく農園のハコネウツギの隣で移植待ちの木です。
後日匂いをかいでみたら、確かにバナナのような匂い、それも本物のバナナよりより強力な香りでした。山にもカラタネオガタマはあるのを確認していますが、花が地味なので発見するのは難しいかもしれません。もしコースを歩いていてバナナの匂いがしたら、周りを見渡すと良いでしょう。
実は紹介したほうが良いかどうか微妙なものとか、一般受けしそうにないもの、あるいは大柿花山に関連が少ないものの場合は個人名「井伊」で投稿しています。・・・というわけで、井伊の記事は参考程度に御覧下さい。
ナルコユリの蕾がふくらんできたので、比較しようと思いアマドコロを探しました。葉姿が少し悪いのが残念ですが・・・。
アマドコロはナルコユリに似ていますが、葉がナルコユリより丸みが強いことと、茎に筋が入っている(稜線)ことで見分けられます。「アマドコロ」の名は、根茎がトコロ(オニドコロ)に似ていて、トコロが苦くて食べられないのに対し、これは甘味があることからつけられたようです。
大柿花山の中腹に白い棒状の花をつけている木あります。確認したところウワミズザクラでした。ウワミズザクラは杏仁子(あんにんご)とも呼ばれ、各地の山野に自生しているようです。おそらく山で見ているはずなんですが、記憶には残っていません。
実は中腹にあるウワミズザクラより大きな木が駐車場の脇にあります。以下はそのウワミズザクラの写真です。
夏にはこの木に赤い実がつき、香りの良い果実酒が作れるそうです。
タチシオデにもカメラを近づけてみました。このタチシオデの花も、ぶどうくらいの大きさでありながら非常に精巧な作り、そのバランスも見事です。
タチシオデ(立牛尾菜)はシオデに似ていて、生長初期に立ち上がるのでタチシオデなのですが、それだけで区別するのは困難です。タチシオデの葉は薄くて光沢がなく裏面が粉白色、そしてシオデの花期は7~8月であることで区別できそうです。春先に出る若芽をゆでて食べるとうまい。
ギボウシの仲間と思われる若葉が出てきました。おそらくオオバギボウシではないかと思います。
別名:ウルイ
園内のあちこちに見ることができるイカリソウですが、最近は花の色の濃い品種のイカリソウが気に入っています。
メギ科 イカリソウ属
野草園などで自生の紫色のカタクリ(片栗)が咲いています。キバナカタクリの花はまだ先です。
大柿花山周辺の、ここ大柿の里では蕎麦の花で畑がまっ白に埋め尽くされていました。