道路脇などでよく見る丈夫な雑草です、名前はご存知ないかもしれませんが、おそらくコニシキソウかと。
撮影地:栃木市の水田脇
道路脇などでよく見る丈夫な雑草です、名前はご存知ないかもしれませんが、おそらくコニシキソウかと。
撮影地:栃木市の水田脇
生垣に、アオツヅラフジ(青葛藤)が巻き付き、花を咲かせていました。
撮影:栃木市の生垣
ヤブガラシ(藪枯らし)が生垣にまとわりついて、まるでヤブガラシの木のようになっていました。レンズを近づけてみると花自体は面白いのですが、なかなか駆除できないやっかいな植物の1つです。
撮影地:栃木市の生垣
アカネ科 アカネ属 アカネ(茜)が花を咲かせていました。
アカネ(茜)の花は、美しいというより、ただ咲いているというか・・・地味でございますね。
遠目には、まるで稲穂のような花をつけているのは・・・調べてみるとアブラガヤのようです。
アブラガヤが生えていたのは、大雨が振ると沢から土砂が流れこんでくる湿地エリアで、ちょうど生育条件にあてはまります。
アブラガヤは北海道から九州に分布する多年草。鉱物質土壌が流れ込む湿原の周辺域や湿った草原などに生育する。湿原に土砂が流入した場所などでいち早く侵入・定着するので、湿原遷移の初期段階に生育する種であろう。
植物雑学辞典/アブラガヤ
モミジガサ(紅葉傘)の花にレンズを近づけてみたら・・花の盛りにはちょっと遅かったようです。
なんだろう・・と思われるかもしれませんが。これはノギランというユリ科の植物です。花は茎の下から先端へと順に咲きますが、この写真では蕾が先端だけになっていますから、まもなく終わりです。
夏空に淡い黄緑色の花を咲かせているのは「オオバノトンボソウ」、見る角度によっては「トンボ」に見えることになっています。
花は小さいのに、それを支える茎はかなり太め。
必見なのは、その花茎です。花の大きさのわりにはずいぶんとしっかりした茎なんです。角ばったように隆起した筋があって、その様子を稜があるといったり、翼状になっているといったりします。
オオバノトンボソウ: 花図鑑のボロボロブログ!
別名:ノヤマトンボ
タケニグサはあまり歓迎されない野草かもしれませんが、私はこのように大きくなった姿を見ると、いかにも「夏の山に来たな」と感じます。
野草園に星型の小さな花が咲いています。花はタチカモメヅルに似ていますが、分布や花色から考えるとナガバクロカモメヅル(長葉黒鴎蔓)と思われます。
オオアオカモメヅルで花が紫色を帯びるものをナガバクロカモメヅルという。
タチカモメヅルによく似ているが、全体に大型である。普通、花は帯黄白色をしていてオオアオカモメヅルというが、花が紫色を帯びるものをナガバクロカモメヅルという。
野の花賛花/ナガバクロカモメヅル(長葉黒鴎蔓)
あまり紫色を帯びない、オオアオカモメヅルではないかと思えるような花もありますが、両者の区別が明確にできないため、今回はナガバクロカモメヅルとして紹介しました。
ヤブガラシ(藪枯らし)は通常実ができないと聞きますが、このヤブガラシには実のようなものがついていました。
ハンゲショウ(半夏生)の白い葉が涼しげでした。
乳茸刺の花が咲く頃、ハンゲショウも咲くのですが自生のものは少なくなっているようです。栃木県ではハンゲショウは準絶滅危惧種。