ヤエノコガクウツギ(八重の小額空木)が咲き始めました。まだ淡い緑色で咲き始めの姿ですが非常に美しい。
ヤエノコガクウツギはポイント2番付近に多くあります。
ヤエノコガクウツギ(八重の小額空木)が咲き始めました。まだ淡い緑色で咲き始めの姿ですが非常に美しい。
ヤエノコガクウツギはポイント2番付近に多くあります。
写真で、マムシグサがどこにあるかわかりますか?
野草園にはマムシグサやムサシアブミ、ユキモチソウなどテンナンショウの仲間が結構多くあるのですが、このようにまわりの植物に紛れてわかりにくいこともあるようです。探してみてください・・。
ニシキギやハナイカダの地味な花を見た後に、この写真を撮ったのですが・・。思わずこれが茶色の花と思ってしまい、これがマンサク(満作)の木だとなかなか気づきませんでした。
花が終わってしばらくたったあとのマンサクの姿。
ツリバナの少し先にハナイカダの花も咲いています。葉の上に直接花をつけるのがハナイカダの面白いところ。ただし、とても小さな花なので・・・花のあとにつける実のほうがインパクトがあるかもしれません。
ハナイカダは6-1から7に行く途中の杉林の中の右側
ニシキギ(錦木)は翼のついた特徴ある幹や紅葉が印象的で、どんな花がつくのか知らないのが普通かもしれません。ニシキギが初夏の空に緑の小さな花をつけていました。
このニシキギは「西ハウス」近辺のもの。また、この時期には、同じニシキギ科のツリバナも花をつけています、6番付近の杉林の中を見てみましょう。
タチシオデが球状の花を咲かせていました。タチシオデは雌雄異株で、この花が雄株の雄花。
そして、こちらは雌株の雌花。
まだ咲きかけのヤマボウシの花。花とは言っても花びらに見える部分はガクで、淡い緑色をしています。完全に展開うすると白に変化し、遠くからでも「ヤマボウシ」とわかるようになります。
咲き始めは薄い黄緑色、やがて真っ白に変化します。
野草園入り口の右側にあるオオデマリが咲き始めました。
山の景色を眺めてみると、まさに新緑の季節になっていました。
武者走りに咲いていたのはチゴユリ。野草園にもシラーが咲き始めました。これらと同じユリ科で、蕾をつけているのは「ミヤマナルコユリ」、今月中旬には咲きそうです。
葉の上にちょこんと丸い蕾をつけているのが「ハナイカダ」、ハナイカダもまもなく咲くでしょう。次の写真は、ツクバネとノギラン、こちらの花が咲くのは7月になってから。
左からモミジガサ、ヤマジノホトトギス、ウド。これらは新芽を展開させている途中で、いずれも花をつけるのは8月以降です。
その他にも、葉が出てきたコウヤボウキ。もう花は終わりましたがダンコウバイの葉、この新芽は、おそらくオオヒキヨモギ。探せばいろいろあるものです。
コアジサイ(小紫陽花)が花の準備を急ピッチで進めていました。今月下旬にはその美しい花を見られるでしょう。
ここ大柿花山大出氏の作出の黄龍(オウリュウ)が咲いていました。「さつき」としては黄色にもっとも近いとされている品種です。
野草園にあるムサシアブミ(武蔵鐙)が大きく葉を広げました。「筒状のもの」のカタチを良く御覧ください。人が馬に乗る時足をかける「アブミ」に似ていることから、こう呼ばれます。
ムサシアブミは雪餅草や浦島草、マクシグサと同じテンナンショウ属の植物ですが、葉の間に筒状のものがあるためか、これらの植物をまとめて「あ!、マクシグサ」と呼ばれる方もいらっしゃるようです・・・。しかし個々に名前があるのです。