乳茸刺の咲く頃に、昨年同様ハンゲショウの白い葉も目立ってきました。ハンゲショウはドクダミ科の植物で、葉の一部を残して白く変化します。
栃木県ではハンゲショウは準絶滅危惧種
乳茸刺の咲く頃に、昨年同様ハンゲショウの白い葉も目立ってきました。ハンゲショウはドクダミ科の植物で、葉の一部を残して白く変化します。
栃木県ではハンゲショウは準絶滅危惧種
まだ花を咲かせていないものをいくつか・・・
最初はヤノネグサ(矢の根草)。
アカネ(茜)
ウド、キレンゲショウマ
キレンゲショウマは蕾がふくらんでいました。
タチカモメヅルに似ますが、どうも花の色が納得できない。
タチカモメヅルの花は赤紫色、アオタチカモメヅルの花は緑色ですから、ちょうどその中間型にも思えるのですが・・・わかりません。
いくつかの別の株の花の写真を比較してみると、中心部だけが赤紫のものや、全体が赤紫がかっているものなど、株によってばらつきがあります。
※追記 タチカモメヅルではなく、ナガバクロカモメヅル(長葉黒鴎蔓)の可能性が高そうです。(2012年7月14日)
スモークツリーの見頃は今なのかもしれません、緑を背景にして、もくもくとした花の塊がはっきり見えます。
別名:ハグマノキ(白熊の木)
雨上がりの朝、目に止まったのは露をいっぱいにつけたヒュウガミズキ(日向水木)。ヒュウガミズキは春先、黄色の小さな花を咲かせますが葉も小さいようです。
別名:イヨミズキ
アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み)だろうか・・・。 アキノウナギツカミの自生は普通に見られるが、その他の「ウナギツカミ」がつく植物は稀にしかない。
似た植物:ウナギツカミ、 ホソバノウナギツカミ、 ナガバノウナギツカミ、 ヤノネグサ、 ナガバノヤノネグサ
小判草がユーモラスな実をぶらさげていました。
コバンソウ(小判草)は、ヨーロッパ原産で日本には明治時代に観賞用に導入された帰化植物
藍染めの原料として使われるタデアイ(蓼藍)の新芽。アイ(藍)に同じ。
別名:アイ(藍)
オオヒキヨモギ(大引蓬)が大きくなっていました。この姿がキク科の「ヨモギ」に似ているから名前にヨモギがつく。納得していただけたでしょうか。
普通の「ヨモギ」はキク科
オオヒキヨモギ(大引蓬)はヨモギとつくもののゴマノハグサ科であり、キク科の「ヨモギ」とは無関係、他人の空似のようなものでしょう。
スモークツリーが咲き始めました。ただし近くで見ることができないので、どのような花なのかわかりませんが、ウルシ科の木なので、あまり期待できないでしょう。
スモークツリーは山にもありますが、手軽に見ることができるのが大柿花山の入り口左の土手(堀の脇)を15m歩き、左側を見てみてください。
花が咲いていたのは5月中旬ですが、ハナイカダの実がもう膨らんでいました。葉の上にちょこんとついた実が面白ですね。
ナツハゼが鮮やかな花を咲かせていました。
近くには同じツツジ科の ネジキ(捩木)も咲いており、ナツハゼとほぼ同時期に咲くようです。