トサミズキやヒュウガミズキは、ミズキの名がついてもマンサク科なのですが、その新芽をマンサクと比べてみると、なるほどどれも良く似ています。
これはマンサクの新芽
トサミズキの新芽
ヒュウガミズキの新芽
似た植物:コウヤミズキ
トサミズキやヒュウガミズキは、ミズキの名がついてもマンサク科なのですが、その新芽をマンサクと比べてみると、なるほどどれも良く似ています。
これはマンサクの新芽
トサミズキの新芽
ヒュウガミズキの新芽
似た植物:コウヤミズキ
リョウブ(令法)が新芽を出していました。
リョウブ(令法):リョウブ科
リョウブ(令法)の若芽は「リョウブ飯」として食べられるらしい・・そこで大柿花山に協力していただきリョウブの若芽を摘み「りょうぶめし」を試すことに。
さっとリョウブの若芽をゆがきアク抜きし、それを刻んで炊きたてのご飯に混ぜれば出来上がり。今回はご飯を昆布出汁で炊いて少しの塩とリョウブを混ぜて完成させました。若芽の緑が美味しそうで春にふさわしいご飯・・・しかし、それほど香りがあるわけでもなく、くせもないのだが「味はいまひとつ」でした。もう少し研究が必要かもしれない。
リョウブはまず、塩を一つまみ入れたお湯でゆがいたあと、水にさらしてアク抜きをします。それをきざんで塩とともに炊けたご飯に混ぜ込んで、しばらく蒸らしたら完成。
豆狸の狩猟・採集的生活のススメ:リョウブ
クロモジ(黒文字)が黄緑色の花を咲かせていました。
クロモジ属の似た植物:ダンコウバイ、アブラチャン、ヤマコウバシ、シロモジ
すこしだけ木に残ったヤマボウシの実。褐色の球体がぶらさがっていました。
ツクバネのシルエット。何度見ても面白い形をしていると感じます。
花後の姿のシルエットが面白いのはリョウブ。花が咲くのはまだまだ先の来年の夏。
リョウブ(令法):リョウブ科
赤い新芽を伸ばしているのはネジキ(捩木)ですね。
霜で痛んでしまったかのように見えますが、葉を落とし蕾をふくらませて春への準備をしているようです。
この褐色で光沢のある実はヘクソカズラ(屁糞蔓)、良くみれば美しい。
これはナガバノコウヤボウキ(長葉の高野箒)の花後の姿、場所は松風坂。コウヤボウキは今でも花を咲かせていますが、ナガバノコウヤボウキは花の咲く時期が早いため、すでに咲き終わっていました。
本物の「ツクバネ」に近いくらいに・・、ツクバネ(衝羽根)の実がかなり大きくなっていました。