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2010年8月7日

キツネノカミソリ(狐の剃刀)

野草園でヒガンバナの仲間のキツネノカミソリ(狐の剃刀)が花を咲かせ始めました。

8月8日追記:このキツネノカミソリを撮影した日の夜、この場所が「イノシシ」に荒らされてしまい、現在、キツネノカミソリが咲いている姿が見られなくなってしまいました。

8月10日追記:植物の生命力とはたいしたもので、わずか2日で荒らされた場所にキツネノカミソリの花が咲き始めました。しかし荒らされたダメージはあるようで花が小ぶりです。もう少し時間がたてば見栄えのするキツネノカミソリが咲き揃うかもしれません。

ハエドクソウ(蠅毒草)

米粒ほどの小さな花をつけている草が以前から気になっていたのですが、ようやく名前が判明。可愛らしい花とは裏腹に「蠅毒草」、正確にはナガバハエドクソウ(長葉蠅毒草)いう意外な名前でした。

ハエドクソウ(蠅毒草)は根にフロマロリンという毒性分を含み、これを原料に蠅取り紙にしたことが蠅毒草の由来のようです。また、根だけでなく全草に毒性分を含みます。

8/10追加:以下の写真のものは葉がそれほど長くはありません。これもナガバハエドクソウと思われますが、ハエドクソウかもしれません。

2010年8月5日

ヘクソカズラ

少し縮れたような花の中心部の深い赤紫が美しく、意外にも可愛らしい花を咲かせるヘクソカズラ。これなら小さな鉢に仕立ててもいいかもしれないと思うくらいですが、問題は茎や葉を折った時に出るあのいやな匂い。惜しいですよね~。しかし、いくらなんでもヘクソカズラ(屁糞葛)の名はあんまりかもしれません。

匂いなど気にせず栽培してみますか?近くの生垣などを探せばきっとありますから。ヘクソカズラも除草しますが、どうしても取り残しが出てしまいますね。

ヘクソカズラの臭味の成分はインドール、全草に毒性があるとされる。

洋種山牛蒡

ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)は、北米原産の帰化植物で別名アメリカヤマゴボウ。しかし山菜の「山ごぼう」として利用される植物とは全くの別物です。

洋種山牛蒡は毒草のため、たまに生えていることがありますが除草対象です。日本にも在来種のヤマゴボウ、マルミノヤマゴボウが自生していますが、これも全草有毒で食べられないことになっています。

2010年7月22日

タケニグサ(竹似草)

見ようによっては美しくみえないこともないかもしれませんが、やはり邪魔物。アジサイの手入れと同時期に刈り取ってしまいます。

イングリッシュガーデンでは、これをわざわざ植栽して使うそうですから観賞用に使えないこともないこともない。また一部の地域では販売されているとも聞きます。しかし、タケニグサは有毒成分を含みます。切り口などの汁に触れないように注意が必要でしょう。

民間療法で皮膚病や虫さされに使われたが、逆にかぶれることも多く危険である。欧米では観賞用に栽培される(英名Plume poppy)。
タケニグサ – Wikipedia

2010年7月18日

イヌホオズキ

イヌホオズキが生えていました。しかしイヌホオズキの仲間はよく似ていて区別がしにくいようです。この花は、実のつき方や花の形から、南アメリカからの帰化植物「オオイヌホオズキ」ではないかと思っています。

イヌホオズキ
植物にイヌがつく場合たいていろくな意味じゃなく、イヌホオズキの場合も「人の約に立たない」からだそう。また別名をバカナスともいいます。さんざんな呼ばれようですね。さらにこの草は有毒ですから、冗談で実を食べたりしないでください。腹をこわすかもしれません。ここではイヌホオズキは除草対象です。

未熟な実にはソラニン、アトロピンが含まれ有毒。
似た花:イヌホオズキ、テリイヌホオズキ、アメリカイヌホオズキ、さらに絶滅が危惧されるヤマホオズキ。


Plants at East-PineDoor / ナス科

2010年7月6日

アジサイ 7/6

アジサイの様子はどうかと、園内を歩いてみましたが今週末も問題なく楽しめそうです。

アジサイは、つぼみ、葉、根などに毒性があります。料理の添え物としてアジサイの葉などを使ってはいけません。

平成20年6月、茨城県と大阪市内の飲食店で、料理の添え物として出された「アジサイの葉」を食べた消費者が食中毒になる事件がありました。
大阪府/「アジサイ」による食中毒にご注意!

2010年6月1日

ネジキ(捩木)

ネジキ(捩木) が白い花が咲かせていました。花はドウダンツツジにも似ているところなど、やはり「ツツジ科」の植物です。

「ツツジ科」の植物だけに
葉にはリオニトキシンという毒がふくまれており、動物からの食害を受けない。

2010年5月25日

エゴノキ

雨上がりの午前中、地面に白い花が散っていました。見上げると エゴノキの花が満開でした。

エゴノキは緻密で粘り気のあるので将棋のこまなどの素材となるが、果皮には著しい苦味があり有毒。有毒成分は果皮に10%含まれるエゴサポニン。

2010年5月14日

ハッカクレン(八角蓮)

気付きにくい場所ですが、野草園の奥にハッカクレン(八角蓮)の花が咲いています。花は甘栗くらいの大きさで赤ワインのような渋い赤。

全草、根、葉、種にポドフィロトキシンを含み有毒

2010年5月6日

キレンゲツツジ

ツツジにはあっても、サツキにはこのようにはっきりとした黄色の花はない

山の頂上付近のトレッキングコース脇にキレンゲツツジが咲きました。レンゲツツジは赤から橙の濃淡、そして黄色までの花があります。このうち黄色のものだけを特にキレンゲツツジと呼びます。

レンゲツツジは全木に毒性があり、毒成分はグラヤノトキシン。

2010年5月4日

ドイツ スズラン

スズランが咲いていました。広く親しまれている花ですが、通常花壇などで見ることができるのはこのドイツスズラン。

全草に毒性があり、特に花や根は非常に強い毒性を持つ。

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