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2010年10月3日

オオヒキヨモギ(大引蓬) 10月

オオヒキヨモギ(大引蓬)はすでに花が終っていて、この時期には枯れているはず・・だったのですが、偶然咲いている株を見つけました。少し薄暗い場所のためか花の時期が他よりも遅かったのでしょう。

2010年9月15日

オオヒキヨモギ(大引蓬)

オオヒキヨモギ(大引蓬)はこの時期で花期が終わります。ことし最後の花にレンズを向けてみました。

初めてこの花をご覧になった方は、変形している、あるいは萎んだ花のように思うかもしれませんが、これが普通に開花している状態です。花弁が左右非対称のため、オオヒキヨモギは花が右向きの写真でないと花の内側がうまく写せないかもしれません。これに対しオオヒキヨモギの近縁種のヒキヨモギ(引蓬)なら左右どちらからでも大丈夫のようです。

名前にヨモギがついています。ヒキヨモギ(引蓬)の立ち姿が「よもぎ」に似ているのかもしれませんが、この山で見たオオヒキヨモギ(大引蓬)は、どれも斜面から垂れ下がっていたり斜めに茎を伸ばしているものばかりで、大引蓬には「よもぎ」という雰囲気はありません。

しかし、全体を眺めてみると、根に近い部分の葉は「よもぎ」によく似ています。尚、オオヒキヨモギ、ヒキヨモギともゴマノハグサ科であり、キク科の「よもぎ」とは無縁です。

2010年8月29日

オオヒキヨモギ(大引蓬)

トレッキングコース脇の斜面で、オオヒキヨモギ(大引蓬)が花を咲かせていました。花が地味なためかあまり目立たず気づかない方も多いでしょう。この山には比較的多く自生していますが、関東での分布は限られているようです。自生地は栃木県以西~四国、中国地方。

オオヒキヨモギ(大引蓬)は、一年草の半寄生植物で特定の場所にしか生育できないようです。環境省レッドデータブックでは、絶滅危惧II類(VU) です。もし身近で見つけたら草刈などの時には残しましょう。

似た植物:ヒキヨモギ(引蓬)

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