スイカズラ科の主宰とも言うべき「スイカズラ」が花をつけ始めました。どうして白い手袋のような面白い形の花にしたのか、スイカズラ自身に聞いてみたいものです。
翌日、 スイカズラの花はこのように黄色に変わっていました。この黄色と白が混じって咲いているのを金と銀に見立て、キンギンカ(金銀花)という美しい別名も持っています。(5月28日追記)
別名:キンギンカ(金銀花)、ニンドウ(忍冬)
スイカズラ科の主宰とも言うべき「スイカズラ」が花をつけ始めました。どうして白い手袋のような面白い形の花にしたのか、スイカズラ自身に聞いてみたいものです。
翌日、 スイカズラの花はこのように黄色に変わっていました。この黄色と白が混じって咲いているのを金と銀に見立て、キンギンカ(金銀花)という美しい別名も持っています。(5月28日追記)
別名:キンギンカ(金銀花)、ニンドウ(忍冬)
かつて、日本に広く自生していた カザグルマが海を渡り、美しい園芸種として里帰りしたのがクレマチス。大柿花山を歩いてみると、意外な所に咲いていたりします。
華やかなクレマチスは、日本に自生する カザグルマが原点であることを知った上でクレマチスを眺めると、より親しみを感じるかもしれませんね。
キンポウゲ科 センニンソウ属
タチシオデが球状の花を咲かせていました。タチシオデは雌雄異株で、この花が雄株の雄花。
そして、こちらは雌株の雌花。
サルトリイバラに緑色のモジャモジャしたものがついています。レンズを近づけてみると、サルトリイバラがリボンで作ったような花を咲かせていました。
タチシオデが芽を伸ばしてきました。途中には、もう花芽をつけています。
タチシオデは他の植物にからみつくので「じゃまもの」扱いの植物ですが、食べられます。若芽を茹でてみました、右が茹でた後です。
マヨネーズで和えて食べましたが、癖のない野菜という感じです。尚、このタチシオデは頂いたもので、大柿花山で採取したものではありません。(大柿花山での植物の採取は禁止されています)
冬空に赤く熟したマメの鞘が揺れていました。もうはじけていましたが、ひとつの鞘に豆が2つずつ入っていた形跡があります。確かこれは、秋に黄色い花を咲かせていたトキリマメ(吐切豆)の鞘です。
下の写真は2月9日撮影、雪の朝のトキリマメ。
スズメウリ(雀瓜)の可愛らしい実が冬の冷たい風に揺れていました。
冬空の青に鮮やかな赤い実をつけているのは カラスウリ(烏瓜)ですね。
冬の澄んだ空に、美しい紫色のマメ科の鞘がゆれていました。これは、夏に黄色い花を咲かせていたノササゲの鞘、鞘がはじけて黒い実をのぞかせているものもありました。
秋の柔らかい日差しの中で、赤い実をつけていたのはヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)。
美味しそうな実に見えるのですが・・・
ナス科ナス属のヒヨドリジョウゴは全草が毒、特に実にはソラニン、アトロピンが含まれるので有毒。
サルトリイバラ(猿捕り茨)の葉は褐色になり、実も赤くなっていました。
先が青い色の花で、このような葉は・・・ ヤブマメ(藪豆)ですね。マメ科の植物は姿だけでなく名前も良く似ていて混乱しそうです。
ヤブマメは地上の花とは別に地下の茎にも小さな花(閉鎖花)をつけて果実を作る。その果実の薄皮の中にある1cm程度の豆は「食べられる」らしい。