名前にヒヨドリがつく植物をもう1つ。「ヒヨドリジョウゴ」が花をつけていました。この時期は園内のあちこちで見ることができます。
似た花:マルバノホロシ、ヤマホロシ。
名前にヒヨドリがつく植物をもう1つ。「ヒヨドリジョウゴ」が花をつけていました。この時期は園内のあちこちで見ることができます。
似た花:マルバノホロシ、ヤマホロシ。
マメ科の花がもう1つが続きます。花の形はヨツバハギなどと似ていますが、黄色の花を咲かせているのはノササゲ。
実は、大柿花山にはノササゲがあまりないと思っていましたが、少し暗めの林下の湿地に、たくさんの黄色い花を咲かせていました。
ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)の花の形がどうしても頭に入らない・・再度ヤブツルアズキの花を撮影してみました。
スズメウリ(雀瓜)が白い花を咲かせています。その花の下には小さな緑の果実もついていました。
白い花が可愛らしいヤマノイモ。ヤマノイモはオニドコロなどと違って2枚の葉が同じ場所から出る(対生)ので区別できる。
別名:ジネンジョ(自然薯)
オニドコロの雌花が咲いていました。葉はヤマノイモ(山芋)に似ていますが、オニドコロのは葉が交互につく互生です。
似た植物:ヒメドコロ(葉柄の付け根に小突起がある)
日光市中三依に立ち寄ったところ、ボタンヅルが咲いていました。花はセンニンソウにそっくりですが、葉に切れ込みがあり、その葉がボタンの葉に似ていることから「ボタンヅル」
全草に毒性、切り口に接触すると皮膚炎を起こす。毒性成分はプロトアネモニン。
似た花: センニンソウ、コバノボタンヅル
ボタンヅルは1回3出複葉だが、コバノボタンヅルは2回3出複葉。
ネットではボタンズルの記述もみかけますが、ボタンヅルが正しい
この植物を初めて見た方は、これは何?・・と思うかもしれませんが、マメ科のホドイモという植物の花です、面白い形ですね。
この「ホドイモ」はこの山に自生しているもので、日本の在来種。
通販などで、食用として「ホドイモ」が販売されていますが、その多くは別名アピオスと呼ばれるアメリカホドイモ(北アメリカ原産の帰化植物)のようです。花はこの在来のホドイモとはかなり違います。
ヘクソカズラ(屁糞蔓)が花をつけていました。名前とは裏腹に爽やかなイメージの写真を撮ってみようとレンズを向けてみました。
タチカモメヅルに似ますが、どうも花の色が納得できない。
タチカモメヅルの花は赤紫色、アオタチカモメヅルの花は緑色ですから、ちょうどその中間型にも思えるのですが・・・わかりません。
いくつかの別の株の花の写真を比較してみると、中心部だけが赤紫のものや、全体が赤紫がかっているものなど、株によってばらつきがあります。
※追記 タチカモメヅルではなく、ナガバクロカモメヅル(長葉黒鴎蔓)の可能性が高そうです。(2012年7月14日)
この季節に、ヤマノイモのような葉を交互に出す「つる性の植物」が小さな花を咲かせていたら、ヤマノイモ科のタチドコロかもしれません。