タンポポの花の裏側を見て、総苞外片の反りがないのが在来種。・・・しかし、やや総苞外片がそりぎみのこの株は、在来種と外来種の雑種だろうか。
身近なセイヨウタンポポは実は日本のタンポポとの雑種だった!
外来植物のリスク評価と蔓延防止策
タンポポの花の裏側を見て、総苞外片の反りがないのが在来種。・・・しかし、やや総苞外片がそりぎみのこの株は、在来種と外来種の雑種だろうか。
身近なセイヨウタンポポは実は日本のタンポポとの雑種だった!
外来植物のリスク評価と蔓延防止策
総苞外片に反りがあるのでセイヨウタンポポ(西洋蒲公英)としたいところなのだが、このタンポポは、その「反り」が明確ではないようです。さて困った・・・。 セイヨウタンポポとカントウタンポポの雑種かもしれません。
タンポポの花の裏側を見て、総苞外片(そうほうがいへん)の反りがないのが在来種。・・・しかし、在来種と外来種の雑種も少なくないようで、見分け方はそう単純ではなかった。
身近なセイヨウタンポポは実は日本のタンポポとの雑種だった!
外来植物のリスク評価と蔓延防止策
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)は、環境省の要注意外来生物リスト:植物に「外来タンポポ種群」として掲載されています。
子供の頃から誰でも知っているタンポポの花なのだが・・・。日本には数多くの外来種が侵入していて、このタンポポも例外ではない。もし、タンポポの花の裏側を見ている人がいたら、その判別をしているのかもしれません。
タンポポの在来種と外来種、花や葉を見ただけではわからないようで、その区別は総苞外片(そうほうがいへん)の反り具合による。反りがないのが在来種とされており、この株はカントウタンポポ(関東蒲公英)のようです。
「たんぽぽ」と言えば黄色の花。そう思っていましたが、黄色の タンポポに混じって白花のタンポポが咲いていました。白いタンポポも昔から見ていたような、いなかったような・・・こんな単純なことなのに色の記憶がありません。 白花のタンポポにもいくつか種類がありますが、これはシロバナタンポポ(白花蒲公英)のようです。
咲きかけの花と、花を下から撮影した写真
黄色のタンポポが咲いていました。さてこの タンポポは、古くから日本にある在来種なのか、それとも外来種なのか・・・。
タンポポに限らず、普通に咲いている花が外来種だったというのは良くあることなので、どこで見分けるかが問題です。タンポポの場合は総苞外片(そうほうがいへん)の反り具合で区別ができ、さらにいくつかの写真と見比べてみたところ、咲いていたのは在来種の カントウタンポポ(関東蒲公英)のようです。
総苞外片とは写真で花の下にある緑色をした部分。タンポポの区別はこのように花を裏から見ることも必要のようです。