イガホオズキ(毬酸漿)は県によっては絶滅危惧種になっているようで、それほど繁殖力が強くはないのでしょう。この植物は少し薄暗い場所に自生していたもので、数ミリの小さな白花とヒゲの目立つ果実がついていました。やっと名前が判明。
- イガホオズキ(毬酸漿)
イガホオズキ(毬酸漿) / ナス科 イガホオズキ属
アオホオズキ(青酸漿)に似ていますが、アオホオズキの果実はイガホオズキとは違い細長い壺状。また近縁にヤマホオズキがあるがこの栃木では絶滅危惧種。
イガホオズキ(毬酸漿)は県によっては絶滅危惧種になっているようで、それほど繁殖力が強くはないのでしょう。この植物は少し薄暗い場所に自生していたもので、数ミリの小さな白花とヒゲの目立つ果実がついていました。やっと名前が判明。
イガホオズキ(毬酸漿) / ナス科 イガホオズキ属
アオホオズキ(青酸漿)に似ていますが、アオホオズキの果実はイガホオズキとは違い細長い壺状。また近縁にヤマホオズキがあるがこの栃木では絶滅危惧種。
大柿花山の駐車場脇に一面咲いていたミゾカクシ(溝隠)。ヨーロッパではグランドカバーとして使われているようです。
ミゾカクシは全草に毒成分を含みます。
別名:アゼムシロ(畦筵)
どこにでもある普通の雑草という感じのエノキグサ(榎草)。包葉を編み笠に見立てた別名のアミガサソウ(編笠草)だと可愛らしく思えてくる。
別名:アミガサソウ(編笠草)
木の影になる少し暗めの場所にあったトウバナ(塔花)のような植物。おそらくイヌトウバナ(犬塔花)だと思われるのだが・・・。
似た植物:ヤマジソ、イヌコウジュ、ヒメジソ
センニンソウ(仙人草)が咲いていました。美しい花です。センニンソウは大柿花山の入り口の堀付近の樹木にからみついています。センニンソウは「クレマチス」の仲間で、園芸ではセンニンソウをクレマチスの接木用としても使うそうです。
全草に毒性があり、切り口に接触すると皮膚炎を起こすこともある。毒性成分はプロトアネモニン。
似た花: ボタンヅル
ボタンヅルはボタンに似た葉姿(1 回 3 出複葉)であることと、茎が木質化することが特徴のようです。
この菊も良くみかけますが名前を知りません。調べたところ カントウヨメナ(関東嫁菜)だと思われます。先日掲載したシロヨメナ(白嫁菜)よりも花弁が整っていて美しいですね。このカントウヨメナは白花ですが薄紫もあるようです。
白花のサルスベリ(百日紅)が咲いていました。白花は涼しげで良いですね。
この時期に花を咲かせているノリウツギ。白花が涼しげでした。
8月初旬に咲き始めた男郎花(オトコエシ)は、数多くの白花をつけ、あちこちで目立つ存在になっていました。立ち姿がフジバカマ(藤袴)や ヒヨドリバナ(鵯花)にも似ていますが、近くで見ると花が全く違います。
一方、足湯ガーデンの オミナエシ(女郎花)も数多くの花をつけています。
大柿花山の彼岸花コレクションでは早咲きの品種、真夏のクリスマスが咲きました。真夏のクリスマスは、淡い黄色味を帯びていますが、かなり白に近い美しい花を咲かせています。
別名:リコリス・ホウディシェリー
ゲンノショウコが咲いています。ゲンノショウコという名前は知っていても、日本語でどう書くのか知りませんでした。なるほど「現に良く効く証」ということだったんですね。
中国からの漢方薬が多い中で、日本古来の民間薬の代表として挙げられるのがこの「ゲンノショウコ」。乾燥した葉を煎じて飲むと20~30分で効き目が現れることから「現に良く効く証」という意味で名前が付けられた。
四季の山野草(ゲンノショウコ)
野草園に釣鐘型の白い花が咲いていました。調べたところツリガネニンジン(釣り鐘人参)のようです。ツリガネニンジンは紫色の花で、その紫色の濃さがいろいろあり白に近いものも多いようです。写真のものは真っ白に見えますが、僅かに紫色がかっているように見えました。
真っ白な花のツリガネニンジンは、シロバナツリガネニンジン(白花釣り鐘人参)と呼ばれるそうです。