チゴユリが咲き始めました。チゴユリの花は下向きに咲くので、レンズを下から近づけてみました。
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2011年4月30日
チゴユリ(稚児ユリ)
ミヤマガマズミ(深山莢迷)が花を咲かせていました。
ミヤマガマズミ
ガマズミと比べると、葉の先端が鋭く尖っていて、葉の形は葉先に近い方に最大幅の箇所があること(下ぶくれ)で判別できる。また、この時期にはまだ「ガマズミ」は咲いていません。
オトコヨウゾメ(男莢迷)が咲き始めました。まるで水彩で描かれた花のように、花の形が整っていないところが味わい深い。ガマズミの仲間ではこの花が一番ユーモラスではないかと思います。
スイカズラ科 ガマズミ属
シロヤマブキ(白山吹)が、ぽつぽつと白い花を咲かせ始めました。
このシロヤマブキは、黄色のヤマブキの白花品種(シロバナヤマブキ)とは違って花弁は4枚。
「白くて棒状のブラシのような花」を無数につけている木が、大柿花山の足湯から見える場所にあります。なんの木だろうと疑問に思う方も多いと思いますが桜の仲間の ウワミズザクラ(上溝桜)です。
満開の花が風に吹かれて野草園に舞うことがありますが、小さな花なので、一瞬何の花なのかと思うかもしれません。
ウワミズザクラに似た木:イヌザクラ
2011年4月28日
白花のカタクリ
キバナカタクリに混じって、白花のカタクリが咲いていました。
オオバナノエンレイソウがキバナカタクリとともに咲いています。真っ白な3枚の大きな花弁が美しい。
この時期は街のあちこちで見ることができるハナミズキの花。逆に山で見る機会はあまりないので、新緑の中の輝くような白が新鮮かもしれません。
一見、ハコベかと思いましたが、花の切れ込みが違います。確認してみるとミミナグサ(耳菜草)のようです。
オランダミミナグサ
似た植物には、帰化植物のオランダミミナグサがあり、しばしばミミナグサの近くに生えています。花が閉じた時ミミナグサと違ってガクから大きくはみ出すのが特徴。
オランダミミナグサとの違いは、ミミナグサは花柄が長いことと、茎が紅紫色になること。
plantsindex.com / 白い小さな星形の花
ミミナグサ(耳菜草)の脇に大きなウシハコベ(牛繁縷)が花を咲かせていました。生育場所によって大きさが随分と変わるものです。
ウシハコベは茎の節が暗紫色であることも特徴
ワスレナグサが咲くのもこの時期。ただし、これらは本来のワスレナグサ(Myosotis scorpioides)ではなく、ワスレナグサという名前で流通している園芸品種。
このワスレナグサは葉がハート型
アセビ(馬酔木)が、こんなにびっしりと白花をつけていました。冬から咲き始めたアセビですが、今咲いているこの木とは品種が違うのでしょう。