少し木の影になるような場所で、一本の茎の先にユーモラス花をポツポツとつけた植物・・調べてみるとラン科のミヤマウズラのようです。
似た花:ヒメミヤマウズラ
ラン科 シュスラン属
少し木の影になるような場所で、一本の茎の先にユーモラス花をポツポツとつけた植物・・調べてみるとラン科のミヤマウズラのようです。
似た花:ヒメミヤマウズラ
ラン科 シュスラン属
ミズタマソウが見頃です。咲き始めの頃と違い果実が目立ってきて、いかにもミズタマソウという雰囲気になりました。
似た植物:タニタデ、ウシタキソウ
白い花が可愛らしいヤマノイモ。ヤマノイモはオニドコロなどと違って2枚の葉が同じ場所から出る(対生)ので区別できる。
別名:ジネンジョ(自然薯)
白花の早咲き彼岸花。品種は「白花短芯」。
足元にハシカグサ(麻疹草)が咲いていました。と言っても花の大きさが2ミリほどしかないので、ほとんどの方は気づかないでしょう。
似た植物:オオハシカグサ
シラヤマギクが咲いていました。花びらの数が不揃いで、まるで終わりかけの花のように見えますが、シラヤマギクは、これで普通のようです。
葉には短毛がありざらつき特に裏面の脈上には毛が著しい。下部に付いている葉は三角状で葉柄には翼がある。
別名:シロヨメナ(白嫁菜)
日光市中三依に立ち寄ったところ、ボタンヅルが咲いていました。花はセンニンソウにそっくりですが、葉に切れ込みがあり、その葉がボタンの葉に似ていることから「ボタンヅル」
全草に毒性、切り口に接触すると皮膚炎を起こす。毒性成分はプロトアネモニン。
似た花: センニンソウ、コバノボタンヅル
ボタンヅルは1回3出複葉だが、コバノボタンヅルは2回3出複葉。
ネットではボタンズルの記述もみかけますが、ボタンヅルが正しい
実はこの斑入葉のように見えるヒヨドリバナは、ヒヨドリバナの変種などではなく、「ジェミニウイルス感染」という病気のヒヨドリバナ。このウイルスに感染したヒヨドリバナは弱ってしまうため、感染を広げないためにもできれば引き抜いたほうが良さそうです。
ヒヨドリバナは、無性生殖を行う集団と有性生殖集団があるが、そのこととジェミニウイルスによる感染症にかかる頻度に違いがあることから「有性生殖が病原体に対抗する機能を持つ」という仮説を支持するように見える。・・という研究がある。このことから絶滅に瀕した植物を救う場合にも多様な遺伝子を残す方法が望ましいと思える。
ヒヨドリバナの多くは無性生殖を行う倍数体であり、この種の植物は、有性生殖系統よりも種子生産力が高いため、一見有利に見える。しかしジェミニウイルスによる感染症にかかる頻度は無性生殖集団では高いが、西日本の山地にみられる2倍体の有性生殖集団では感染率が低い。ヒヨドリバナのこの事実は優有性生殖が病原体に対抗する機能を持つという仮説を支持するように見える。
共進化の生態学/矢原徹一 http://www.bun-ichi.co.jp/PDF/1069-6/10.pdf
少し暗めの場所に咲いていたこの小さな花は、おそらくイヌトウバナ(犬塔花)。
似た植物:ヤマジソ、イヌコウジュ、ヒメジソ
オトコエシが咲き始めました。咲き始めたのは4番から5番のコース脇など。
モミジガサ(紅葉傘)が花をつけている・・・と思ったのですが、確認してみるとすでに咲き終わったあとの姿でした。
ゲンノショウコが咲いていました。ゲンノショウコという名前は知っていても、どんな花だったか記憶が曖昧な方も少なくないかもしれません。こんな花です。