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2011年8月12日

オオヒキヨモギ(大引蓬)

オオヒキヨモギの花を待っていたという「コア」なお客様、お待たせしました。現在オオヒキヨモギが見ごろです、ほぼ満開と言っても良いでしょう。しかし、写真からは、あまり咲いているようには見えないかもしれません。

実は、下の写真は一面のオオヒキヨモギで、花が百輪以上も写っているのですが、そうは見えないでしょう。

なぜなら、オオヒキヨモギの花は茎の下の方から順にぽつぽつと咲き、咲き揃うことがなく、さらに花も小さいため、見栄えはしないのです。

大柿花山には数百株以上のオオヒキヨモギが自生していると思われますが、その多くが山の西側の中腹から上のコースの法面にあります。とりあえず西ハウス近くからご覧になると良いでしょう。 続きを読む

2011年8月2日

オオヒキヨモギ(大引蓬)

オオヒキヨモギ(大引蓬)が咲き始めました。ただし咲き始めたのはごく一部の株だけで、ほとんどのオオヒキヨモギは今週末以降、あるいは8月中旬に咲き始めるものと思われます。

今回咲いていたのは、西ハウスの近くの写真のような風景の場所から振り返ったあたりの、日当たりの良い場所などです。

絶滅危惧II類(VU)
この山には比較的多く自生していますが、環境省レッドデータブックでは絶滅危惧II類(VU)で、関東での分布は限られています。また、オオヒキヨモギ(大引蓬)は、一年草の半寄生植物であるため、たとえ移植したとしても全く育ちません。そのままの状態で御覧ください。

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2011年6月3日

オオヒキヨモギ(大引蓬) 初夏

オオヒキヨモギ(大引蓬)が大きくなっていました。この姿がキク科の「ヨモギ」に似ているから名前にヨモギがつく。納得していただけたでしょうか。

普通の「ヨモギ」はキク科
オオヒキヨモギ(大引蓬)はヨモギとつくもののゴマノハグサ科であり、キク科の「ヨモギ」とは無関係、他人の空似のようなものでしょう。

2010年10月3日

オオヒキヨモギ(大引蓬) 10月

オオヒキヨモギ(大引蓬)はすでに花が終っていて、この時期には枯れているはず・・だったのですが、偶然咲いている株を見つけました。少し薄暗い場所のためか花の時期が他よりも遅かったのでしょう。

2010年9月15日

オオヒキヨモギ(大引蓬)

オオヒキヨモギ(大引蓬)はこの時期で花期が終わります。ことし最後の花にレンズを向けてみました。

初めてこの花をご覧になった方は、変形している、あるいは萎んだ花のように思うかもしれませんが、これが普通に開花している状態です。花弁が左右非対称のため、オオヒキヨモギは花が右向きの写真でないと花の内側がうまく写せないかもしれません。これに対しオオヒキヨモギの近縁種のヒキヨモギ(引蓬)なら左右どちらからでも大丈夫のようです。

名前にヨモギがついています。ヒキヨモギ(引蓬)の立ち姿が「よもぎ」に似ているのかもしれませんが、この山で見たオオヒキヨモギ(大引蓬)は、どれも斜面から垂れ下がっていたり斜めに茎を伸ばしているものばかりで、大引蓬には「よもぎ」という雰囲気はありません。

しかし、全体を眺めてみると、根に近い部分の葉は「よもぎ」によく似ています。尚、オオヒキヨモギ、ヒキヨモギともゴマノハグサ科であり、キク科の「よもぎ」とは無縁です。

2010年8月29日

オオヒキヨモギ(大引蓬)

トレッキングコース脇の斜面で、オオヒキヨモギ(大引蓬)が花を咲かせていました。花が地味なためかあまり目立たず気づかない方も多いでしょう。この山には比較的多く自生していますが、関東での分布は限られているようです。自生地は栃木県以西~四国、中国地方。

オオヒキヨモギ(大引蓬)は、一年草の半寄生植物で特定の場所にしか生育できないようです。環境省レッドデータブックでは、絶滅危惧II類(VU) です。もし身近で見つけたら草刈などの時には残しましょう。

似た植物:ヒキヨモギ(引蓬)

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