2014年7月13日

斑入り?ヒヨドリバナ(鵯花)

この植物はヒヨドリバナ。確かに・・・斑入りの葉なのですが、実は「ジェミニウイルス感染」という病気のヒヨドリバナです。このウイルスに感染したヒヨドリバナは弱ってしまうとされているため、感染を広げないためにも除去したほうが良さそうです。

ジェミニウイルス
ヒヨドリバナは、無性生殖を行う集団と有性生殖集団があるが、そのこととジェミニウイルスによる感染症にかかる頻度に違いがあるということがわかっている。このことから「有性生殖が病原体に対抗する機能を持つ」のではないか・・という話が興味深い。

ヒヨドリバナの多くは無性生殖を行う倍数体であり、この種の植物は、有性生殖系統よりも種子生産力が高いため、一見有利に見える。しかしジェミニウイルスによる感染症にかかる頻度は無性生殖集団では高いが、西日本の山地にみられる2倍体の有性生殖集団では感染率が低い。ヒヨドリバナのこの事実は優有性生殖が病原体に対抗する機能を持つという仮説を支持するように見える。

共進化の生態学/矢原徹一 http://www.bun-ichi.co.jp/PDF/1069-6/10.pdf

ヤブミョウガ(藪茗荷)

ヤブミョウガが咲いていました。

「葉が食材のミョウガに似ている」から名前にミョウガがつきますが、ミョウガはショウガ科、このヤブミョウガはツユクサ科と、名前以外の関連はありません。

ムクゲ(木槿)

「夏」が来たことを感じさせるこの花はムクゲ。

チダケサシ(乳茸刺)

杉林の下のチダケサシ(乳茸刺)が咲きそろっていました。

オオバギボウシ

オオバギボウシが花をつけていました。その花より咲く直前の蕾のカタチが面白いと思うのは、私だけだろうか。

アメリカイヌホオズキ

イヌホオズキの仲間は区別が難しいので頭を悩ませる。これは、たぶん、おそらくアメリカイヌホオズキではないかと思うのだが・・。

アメリカイヌホオズキは北アメリカ原産の帰化植物

2014年7月8日

ヤブデマリ(藪手毬)

初夏の山裾に赤い実をつけた木がありました。なんだろうと思って近くで見てみるとヤブデマリです。近縁のガマズミは秋に赤い実をつけるのに対し、ヤブデマリは随分と早くこの時期に実をつけるようです。

2014年6月4日

ジギタリス

「キツネノテブクロ」の別名で呼ばれるジギタリスが咲いていました。全草に猛毒があると聞くとその可愛らしい花も何か怪しげです。

ジギタリス(digitalis)の名の由来は?

ラテン語で「ゆび」を表すdigitusに由来する。これは花の形が指サックに似ているためである。数字のdigitやコンピューター用語のデジタル(ディジタル、digital)と語源は同じ
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%AE%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%B9

別名:キツネノテブクロ(英名のfoxgloveの直訳)

2013年8月31日

夏: 7月、8月

5月、6月の記事は「初夏」 9月、10月の記事は「秋」 をご覧下さい。
ここでは以下のように季節を分けています。 

3月、4月 5月、6月 7月、8月 9月~11月 12月~2月
初夏

2013年8月30日

狸の剃刀(タヌキノカミソリ)

今、狸の剃刀(タヌキノカミソリ)が咲いています。美しい花ですが、キツネノカミソリの二番煎じ感のあるネーミングですから、リコリス・インカルナタのほうが適切かもしれません。

別名 リコリス・インカルナタ

早咲き彼岸花の「キツネノカミソリ中型種」が咲いていました。

手毬玉紫陽花の脇で早咲き彼岸花の「ローマの休日」が咲いていました。

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