白花のギボウシの仲間です。ギボウシにも多くの種類があり、とりあえずギボウシとして掲載しましたが、詳しくは調査中。
- ギボウシ
白花のギボウシの仲間です。ギボウシにも多くの種類があり、とりあえずギボウシとして掲載しましたが、詳しくは調査中。
園内の4番から5番にかけてのブルーベリーも熟しています。これらはつまんで食べても良いそうです。
このツル性の植物はなんだろう?・・・調べるのに時間がかかりましたが、花や果実の形、茎や葉柄にも毛があることからアオツヅラフジ(青葛藤)と思われます。アオツヅラフジは雌雄異株で写真は雌株と思われますが、少し疑問なのが、どうして花の下にすでに大きくなった緑色の果実があるのかわかりません。
この緑色の果実は、今はマスカットのような色ですが、やがて熟すとぶどう(あるいはブルーベリー)のような藍色に変わります。
温室にあるフウセンカズラの写真です。この植物では名前の通り、花よりもフウセンのほうが注目されてしまいますね。
ムクロジ科
シキンカラマツが可愛らしい花を咲かせています。シキンカラマツは咲いてまもなく花びらのように見えるガクを落としてしまうので、写真が撮りづらいですね。山頂付近には白花のカラマツソウもあるはず・・・なんですが見つけられませんでした。
街路樹にも濃いピンクの花が目立つこのごろですが、ここ大柿花山でもサルスベリ(百日紅)が咲いていました。
何の花だろうと思っていましたが、調べてみるとホドイモの花のようです。
この「ホドイモ」は日本に自生のもののようですが、アメリカホドイモ、別名アピオスと呼ばれる帰化植物もあります。アピオスはこれよりも派手な花をつけ、食用として通販などで販売されているようです。
北アメリカ原産の帰化植物。日本には明治時代に渡来。芋が食べられるので栽培されたこともあったが、現在は野生化したものが各地に分布
四季の山野草(アメリカホドイモ)
写真のように葉脈が黄色のヒヨドリバナ(鵯花)を見つけました。なんだろうと思って調べてみると病気(ジェミニウイルス感染)のようです。見ようによっては美しいのですが、野山でこのようなヒヨドリバナを見つけたとしても駆除、あるいは持ち帰らないほうが賢明です。
ヒヨドリバナを用い、病原体との相互作用の下で多様性が有利になるという仮説を検証
見晴らし台付近のナツハゼ(夏櫨)が実をつけていました。
その隣にあるブルーベリーの実は、すでに完熟。
ナツハゼ(夏櫨)の実は食べられるはずです。
レンゲショウマ (蓮華升麻)がプチトマトくらいの小さい花を咲かせています。昔からあるレンゲショウマは3番の坂を少し上がった右側です。
レンゲショウマは野草園の奥でも見ることができます。この写真はその野草園で撮影したもの。大柿花山のレンゲショウマは観察用の栽培(移植)によるもので、自生ではありません。季節によっては売店で小苗が販売されています。
この夏はシラサギガヤツリを見ることができます。日本には自生しない種類のカヤツリソウの仲間ですが園内の湿地に植えられています。場所は5番から6番方向に少し歩いた右側にある杉林の中の湿地です。足元がぬかるんでいる場所もあるので注意してください。
別名:シラサギスゲ
学名:リンコスポラ コロラタ
英名:スターグラス
分布:北アメリカ南東部、中央アメリカ北部、カリブ諸島にかけての湿地に自生する
茎に真っ直ぐなトゲが密集しているツル性の植物、調べてみるとヤマガシュウ(山何首烏)のようです。
似た植物:サルトリイバラ(猿捕り茨)